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一般兵士は増派支持、幹部は慎重姿勢 イラク駐留米軍
http://cnn.co.jp/usa/CNN200612210038.html
2006.12.21
Web posted at: 19:58 JST
- CNN/REUTERS
バグダッド――米国の新国防長官に18日に就任後、イラクを20日に急きょ訪問したロバート・ゲーツ氏は21日、駐留米軍の兵士らと朝食を共にし、イラク政策などについて意見を聞いた。ロイター通信によると、現在の派兵規模への不満が主流で、増派を求める声が圧倒的だったという。
増派すれば反政府武装勢力の攻撃を阻止でき、それだけ、イラク軍兵士の訓練、育成に充てる時間が確保出来るとの意見が目立った。
長官はイラク入りした20日、駐留米軍の幹部やイラク国防省高官らと意見交換したが、この席では、米軍の増強はイラク軍への治安権限の移譲の時期を遅らせるとの懸念が出されたという。駐留米軍の幹部と一般兵士の間での意見の食い違いが露呈した格好だ。
今秋の中間選挙での与党・共和党の敗北を受け、ブッシュ政権は新たなイラク戦略を模索している。大統領はこの中で20日、短期の増派も選択肢にあることを指摘しながら、最終決定していないと語っている。
ゲーツ長官は、イラク問題を最優先の課題として挙げ、米政府は長官の今回の訪問の成果を踏まえてイラク新戦略の方向付けを決めるとみられる。