★阿修羅♪ > 戦争87 > 206.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
元補佐官、機密資料を工事現場に隠ぺいと 内部報告書
http://cnn.co.jp/usa/CNN200612220005.html
2006.12.22
Web posted at: 15:04 JST
- AP
ワシントン(AP) クリントン政権下のテロ対策に関する機密書類を国立公文書館から持ち出したとして、サンディ・バーガー元大統領補佐官が罰金刑を受けた件で、公文書館の監察官による内部調査の報告書が発表された。バーガー氏が持ち出した書類を工事現場のトレーラーの下に隠したことなど、新たな事実が明らかになった。
ワシントン連邦地裁が昨年下した判決によると、バーガー氏は、米同時多発テロ独立調査委員会での証言を控えた03年秋、公文書館に保管されていた機密書類を違法に持ち出した。書類の中には、「ミレニアム(新千年紀)・テロ」の可能性に対するクリントン政権の対応や、空港・港湾テロの危険性などに関わるメモなどが含まれていたとされる。バーガー氏は裁判で、誤って書類を持ち出したと認め、罰金5万ドルなどの刑を言い渡されている。
一方、新たな報告書は、バーガー氏が書類を持ち出した際、不審な行動に気付いた職員から後日問いただされて、「持ち出していない」とうそをついたと指摘。また、同氏が捜査官の聴取に対して、「書類を持って近くの工事現場へ行き、だれも見ていないことを確かめたうえで、いったんトレーラーの下に隠したが、その後思い直して回収した」などと供述していたことも明らかになった。報告書はさらに、同氏が「4つの文書のうち3つを細かく破いてごみ箱に捨てた」こと、そのごみが収集された後で取り返そうとしたが間に合わなかったことなどを、詳細に記述している。ただ、報告書の文章からは、プライバシー上または国家安全保障上の配慮から削除された部分も多い。