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□シーア派の勢力伸張を画策か スーダンのスンニ派がイラン非難 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2896319/detail
シーア派の勢力伸張を画策か スーダンのスンニ派がイラン非難
【アルジャジーラ特約20日】スーダンのイスラム教スンニ派勢力が今、同国内でイランが同教シーア派の教えおよび同勢力を伸ばそうと画策しているとして警戒を強めている。
アンサル・アルスンナ・アルムハマディヤ、ムスリム同胞団、マジェリス・アルダワのスーダンの3イスラム勢力はこのほど、首都ハルツームで合同記者会見を開き、イランがスーダン国内でシーア派の教えを広めようと画策していると非難するとともに、政府などに対し調査を開始するよう求めた。
この問題が明るみに出たのは今月初め、ハルツーム市内で開かれた書籍見本市にシーア派の教えを盛り込んだ書籍が展示され、その後撤収されたのがきっかけ。
会見したイスラム教の3勢力のスポークスマンは会見の席上、シーア派の書籍がどのよにしてスーダンに入り込み、書籍見本市に展示されるようになった経緯を、政府当局に調査依頼する方針を明らかにした。
3勢力およびイスラム活動家たちはシーア派の書籍を「偽善的」と指摘するとともに、預言者ムハンマド、その家族らをおとしめるものだと非難した。
3勢力はさらに、スーダン国内でシーア派の教えを広めようと活動している3カ所のイラン文化センターを閉鎖するよう求めている。
一方、スーダン大統領府と関係のあるイスラム評議会はこのほど声明を出し、その中で、イスラム教の基本的信仰に反するとして、シーア派関係書籍を押収したと明らかにした。
同評議会関係者がアルジャジーラに語ったところによると、これらシーア派関係書籍は、在スーダン・イラン大使館の外交郵便に入れられて持ち込まれたと言明した。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年12月22日20時13分