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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/12/17
http://www.asyura2.com/07/war87/msg/198.html
投稿者 white 日時 2006 年 12 月 22 日 23:12:47: QYBiAyr6jr5Ac
 

□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/12/17

 http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/108064388.html

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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
  編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
  webサイト
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/12/22 (金)

        ※ きょう紹介する主な内容 ※

☆イラク・レジスタンス・レポート 12月17日付

◆ファルージャ近郊: 米軍機が一般市民を殺傷
◆ファルージャの戦闘で米兵が死亡、米軍は市民に報復
◆ハディッサ: レジスタンスの爆弾で米兵2人死亡、3人火傷
◆カイム: レジスタンスの狙撃手に米兵が撃たれる
◆シリア国境フサイバ: レジスタンスが米軍を追い払う
◆マフディ軍が赤新月社からスンニ派教徒を誘拐
◆ヒッラ: レジスタンスが米軍基地、領事館を砲撃
◆ロケット砲攻撃でバスラ空港が閉鎖
◆バスラで部族指導者暗殺、マフディ軍の仕業か

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□イラク・レジスタンス・レポート 2006年12月17日 日曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Sunday, 17 December 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/1206/iraqiresistancereport_171206.htm

●アンバル州 Al-Anbar Province

◆ファルージャ近郊: 米軍機が一般市民を殺傷
US warplane kills two civilians, wounds three more in raid

 ファルージャ市の西に広がるハシ地区で、米軍機が民家を攻撃した−−イスラム・メ
モが17日午後5時14分(メッカ時間)の速報で伝えた。

 イスラム・メモの通信員は傀儡(かいらい)警察関係者の話として、米軍機が16日
夜遅くに民家を攻撃し、家屋を完全に破壊したほか中にいた家族2人を殺した。さらに
子ども2人を含む3人がその米軍機の空襲で負傷した。

 先述の情報提供者は、16日は終日米軍とイラク・レジスタンス戦士とのあいだで激
しい戦闘が断続的に発生したと話した。


◆ファルージャの戦闘で米兵が死亡、米軍は市民に報復
Gun battle in al-Fallujah leaves US soldier reported dead

 前日16日の夕方、バグダッドの西方60キロに位置するファルージャでは、イラク
・レジスタンス戦士が米軍パトロール部隊を攻撃し、米軍は仕返しとして一般市民を殺
害した。

 ファルージャ通信員は傀儡警察の話として、ムアリミン地区を通行中のハンビー数台
からなる米軍パトロール部隊をイラク・レジスタンス戦士が攻撃し、ロケット弾と機関
銃などが使用される20分続く銃撃戦となった。この戦闘でアメリカ兵1人が死亡し、
2人が負傷した。

 上述の情報提供者は、アメリカ兵が四方に無差別かつヒステリックな銃撃をおこない、
一般市民2人を殺したと語った。

◇ファルージャ: レジスタンスが傀儡イラク軍を襲撃
◇ファルージャ: レジスタンスが戦闘で米軍車両を破壊


◆ハディッサ: レジスタンスの爆弾で米兵2人死亡、3人火傷
Two US troops reported dead, three severely burned in Resistance bomb attack
in al-Hadithah on Saturday evening

 イスラム・メモは17日午後2時の速報で、前日16日の午後6時、バグダッドの北
西236キロに位置するハディッサの中心部で、イラク・レジスタンスの爆弾がパトロ
ール中の米軍部隊そばで爆発した、と伝えた。

 イスラム・メモの通信員はハディッサ在住の目撃者の話として、市内中心部にあるア
ラウィ・アッサマクで爆発した爆弾が米軍車両を完全に焼き払い、アメリカ兵2人を殺
したとレポートした。目撃者たちはアメリカ兵が中にいるまま燃える車両を見たと明言
し、その後、米軍が一帯を完全包囲し、車から5人の兵士を引きずりだしたあと、焼け
た車両を牽引してさったと語った。引きずりだされた兵士は2人が死亡し、3人は激し
い火傷を負っていた。


◆カイム: レジスタンスの狙撃手に米兵が撃たれる
US soldier reported killed by Resistance sharpshooter

 イスラム・メモは17日午後1時59分の速報で、シリア国境に近いカイム市におい
て16日午後1時、イラク・レジスタンスの狙撃手がアメリカ兵を射殺した、と伝えた。

 イスラム・メモの通信員はカイム市内のブ・マハル警察関係者の話として、アメリカ
兵がアスカリ地区を徒歩でパトロールしていたとき、そのうちの1人はレジスタンスの
狙撃手が放った銃弾に直撃されて死亡したと伝えた。

 米軍は攻撃のあと一帯を閉鎖し、その地域を捜索して4人の男たちを連行した。その
うちの1人がレジスタンスの狙撃手だと思われたという口実だった。


◆レジスタンスがシリア国境のフサイバから米軍を追い払う
Iraqi Resistance drives US forces out of al-Husaybah on Syrian border

 イスラム・メモは17日12時15分の速報で、シリア国境に近いフサイバ地区をイ
ラク・レジスタンス勢力が奪い返し、彼らの支配下においたと伝えた。

 イスラム・メモの通信員は、レジスタンスが3日前にフサイバを支配下においたとレ
ポートした。米軍は先週レジスタンスから激しい集中攻撃を受けてフサイバの街と近郊
から撤退した。

 同通信員は、このレジスタンスの攻勢はフサイバと近郊に配置された米軍車列とパト
ロール部隊を狙って襲いかかったと述べた。

 市内から来た目撃者たちは、レジスタンスが街の要所をすべて掌握し、アメリカ軍に
よって設置されたコンクリート障壁と障害物をすべて取り除いたと報告した。レジスタ
ンス勢力はまたアメリカ軍が使っていた拠点は、米軍が監視所や狙撃陣地として使って
いた民家と学校も含めて破壊した。


●バグダッド Baghdad

◆マフディ軍が赤新月社からスンニ派教徒を誘拐
Jaysh al-Mahdi gunmen kidnap Sunnis from Iraqi Red Crescent building

 アメリカ軍が管轄する内務省治安部隊マガウィルの制服を着たマフディ軍の宗派主義
武装集団が先ほど、バグダッドでスンニ派イラク人約20人を誘拐した−−イスラム・
メモが17日午後1時23分の速報で伝えた。

  イスラム・メモの通信員によると、目撃者たちは、マガウィルの制服を着たマフデ
ィ軍の民兵が内務省の車を運転して赤新月社ビルにやって来て、スンニ派の市民20人
を誘拐したと語った。赤新月社ビルはカラダ地区のアンダルス広場にある。

 赤新月社とはイスラム諸国における赤十字社である。

 イスラム・メモはその後、イラク赤新月社のマジン・アブダッラー事務局長がマフデ
ィ軍に誘拐された30人のうち6人は昼間に解放されたと発表した、と報じた。

 アブダッラーはさらに、解放された者は全員が高齢者で赤新月社でドアマンあるいは
運転手として働いており、誘拐されたすぐあとバグダッドのシャブ地区近くで解放され
た。まだ24人が誘拐されたままで、そのうち21人は赤新月社の職員だった。他の3
人は赤新月社の事務所に援助を受けるために来ていた。

◇レジスタンスの爆弾で国家警護隊(かいらい)が負傷
◇レジスタンスがニセの検問所でマフディ軍民兵を捕らえる
◇レジスタンスの爆弾で米軍ハンビーが動けず
◇傀儡警察がレジスタンスの爆弾で負傷


●ディヤラ州 Diyala Province
◇マダイン: レジスタンス戦士がウルフ旅団と戦闘
◇ハリス: 処刑されたマフディ軍民兵7人の遺体発見

●バビル州 Babil Province
◇マフムディヤ: レジスタンスがマフディ軍の拠点を砲撃

◆ヒッラ: レジスタンスが米軍基地、領事館を砲撃
Resistance bombards US consulate, American base in al-Hillah

 イスラム・メモは17日午後1時16分の速報で、イラク・世辞スタンス勢力が前日
夜、ヒッラ市にあるアメリカ領事館と米軍基地を砲撃したと伝えた。バグダッドの南約
100キロの位置だ。

 イスラム・メモの通信員は傀儡警察関係者の話として、ヒッラ市のバビル・ツーリス
ト・ホテルに設置されたアメリカ領事館が、82ミリ迫撃弾4発の標的にされたとレポ
ートした。砲弾3発はアメリカ領事館を直撃し、4発目は周囲の庭に着弾した。

 先述の情報提供者はさらに、レジスタンスが120ミリ迫撃弾2発で、ヒッラの北に
あって「カスラー」と呼ばれている米軍基地を爆破したと述べた。複数の目撃者が施設
から立ち昇る煙を見ていた。

◇ムサイブ: レジスタンスが警察の検問所を襲撃


●バスラ州 Al-Basrah Province

◆ロケット砲攻撃でバスラ空港が閉鎖、16日朝
Rocket attack Saturday morning shuts down al-Basrah Airport

 イスラム・メモは17日午前10時50分の速報で、バスラ国際空港の関係者が明ら
かにしたこととして、空港内に設置されたイギリス軍基地がカチューシャ・ミサイルで
攻撃され、前日16日の数時間、すべての航空便が運行停止になったと報じた。

 イスラム・メモの通信員は、その攻撃で全航空便が数時間決行したあと、運行は午後
4時になってやっと再開したと伝えた。当時、イギリス軍のヘリが攻撃者を捜して飛行
しているのが見えた。

 バスラ空港はイラク人巡礼者がサウジのジェッダ空港へ向かうときに出発する空港で
ある。バスラはまたエジプト、シリア、アラブ首長国連邦からの航空便だけでなく、イ
ラク国内のバグダッドとアルビルからの航空便も受入れている。


◆バスラで部族指導者暗殺、部族はマフディ軍を非難
Arab tribal leader assassinated in al-Basrah,
tribes blame Jaysh al-Mahdi militia

 正体不明の武装集団がムフシン・アブダッラー・アッ・タミミ師を暗殺した−−イス
ラム・メモが17日午前10時45分の速報で伝えた。同師はイラク南部バスラ市に住
む高名なバニ・タミン部族の指導者だった。

 イスラム・メモの通信員は、タミミ師が橋を通ってシャッタル・アラブの水路を渡ろ
うとしているときに襲撃された、と報じた。その時、傀儡警察の車両が彼にむかって掃
射した。

 目撃者によると、暗殺のあと、バニ・タミン部族の武装した男たちがシャッタル・ア
ラブにある親イランのシーア派聖職者サドルの事務所に行き、サドル派の武装組織マフ
ディ軍がムフシン・アッ・タミミ師を殺したと非難した。

 複数の目撃者の報告によると、バニ・タミン部族の戦士とマフディ軍のならず者のあ
いだに戦闘が勃発したが、その結果は記事を書いている時点でまだわからなかった。

 他方、タミミ師暗殺後、さまざまの部族から傀儡当局に脅しがあったために、同地区
の傀儡警察はバスラに夜間外出禁止令を出した。


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オリジナル(英字):
  http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
  英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html 
  メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp  
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