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(回答先: イラクでは勝利してない 米大統領、見解を転換 (共同通信) 投稿者 木村愛二 日時 2006 年 12 月 20 日 21:14:38)
□「勝利してない」、ブッシュ初めて認める [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan2006/view/20061220/1166613379
2006年12月20日(水)
「勝利してない」、ブッシュ初めて認める 2006/12/20
ブッシュ米大統領はワシントン・ポスト紙とのインタビュー（１９日）で、イラク情勢についての質問に、「われわれは勝利していないし、敗北してもいない」と語った。敗北を認めてないとはいえ、１１月の中間選挙前には、「間違いなく、われわれは勝利しつつある」と断言しており、この日の発言はそれをくつがえして、アメリカがイラク戦争で勝利してないことを初めて認めるものとなった。
ワシントン・ポスト： U.S. Not Winning War in Iraq, Bush Says for 1st Time
またブッシュ大統領は、長期になる世界規模での対テロ戦争に備えて、疲弊した米軍の全体規模を増強する計画であると明らかにした。特に陸軍と海兵隊の兵力増強計画を策定するようゲーツ国防長官に指示したと述べた。
軍を相当規模で増強するには数年を擁するが、軍の現状について司令官たちのあいだで警戒の念が強まっていることに対応するものとなる。別の政府高官によると、常時現役任務につく兵力を７万人程度増やす計画を政府は準備中だという。
ブッシュ大統領はまだ新イラク政策の決定をおこなってなく、最近浮上しているイラク駐留部隊の一時的な増強案についても最終決定はまだだが、一時的な増強がない場合でもイラクから撤退して帰還する部隊が新しい海外任務に就くためには、兵士の補充と訓練、イラクから持ち帰る装備の修理と補充が必要不可欠で、そのためには数年かかるとも見られている。
米軍全体での兵力増員案でいえば、２００４年の大統領選挙の期間に民主党のケリー上院候補が４万人の増員を提唱したことがあったが、それはブッシュ政府によって一蹴されたことがある。
匿名（とくめい）でワシントン・ポストの取材に応じた軍と政府の高官によると、陸軍は現役兵力を２００１年の４８万２０００人から現在の５０万７０００人に増やしており、まもなく５１万２０００人に達する。しかし陸軍としては、常時現役任務に就く兵力数をさらに３万人増やしたい意向だという。兵士を１万人増やすためには、予算は毎年１２億ドルの追加が必要とされる。
他方、新イラク政策については決定しておらず、ゲーツ新長官が情勢評価のためにイラクを訪問して帰るのを待つと述べた。イラク駐留米軍をはじめ統合参謀本部の司令官たちは一時的な米軍増強案にも難色を示していると報道されている。
作成者 uruknews : 2006年12月20日(水) 20:16 [ コメント : 0]
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