★阿修羅♪ > 戦争87 > 157.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
【ワシントン=貞広貴志】ブッシュ米大統領は18日、インドに対する原子力発電所や関連技術の提供に道を開く「米印平和的原子力協力法」に署名し、同法は発効した。
核拡散防止条約(NPT)の枠外で核開発を進めたインドを、核保有国として事実上、認知することで、原子力分野だけでなく軍事産業や通常の貿易・投資でも両国関係が緊密化すると予想される。
署名に当たり大統領は原子力協力の狙いとして、<1>エネルギー協力の強化<2>米国からの対印投資などを通じた経済成長促進<3>インドの環境対策<4>査察受け入れによる核拡散阻止――を挙げた。
インドへの原子力協力の実現までには、日本を含む原子力供給国グループ(NSG)の承認や米印政府間の詳細な協定締結も必要だが、米政府高官は18日、「今後6か月ですべての手続きを終えたい」との見通しを示した。
(2006年12月19日11時23分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061219it03.htm