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毎日【イラク政策:増派めぐり米政権内で対立 米紙報道】
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http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20061220k0000m030139000c.html
イラク政策:増派めぐり米政権内で対立 米紙報道
9日付の米紙ワシントン・ポストは、混迷が続くイラクの政策見直しをめぐり、ホワイトハウスが駐留米軍の一時増派に傾く一方、米軍制服組の最高機関である統合参謀本部がこれに反対し、ブッシュ政権内で意見対立が生じていると報じた。複数の米政府当局者の話として伝えた。
スノー大統領報道官は、ブッシュ大統領が当初クリスマス前に予定していた政策見直しの発表が来年1月にずれ込むとの見通しを既に明らかにしている。発表の遅れは、政権内での深刻な意見の食い違いが影響している可能性がある。
同紙によると、ホワイトハウス内では、宗派対立や米軍攻撃などの激化で泥沼化が続くイラクの治安状況を改善するため、6〜8カ月間、米兵1万5000〜3万人の増派を実施する案が主に検討されているという。
これに対し、統合参謀本部は、短期間の増派はイラクにいる国際テロ組織アルカイダやイスラム教スンニ派の武装組織のほか、シーア派の民兵組織を勢いづけて「米国がさらに多くの問題を抱え込むようになるだけだ」と指摘した。
先週の定例省庁間会議でも、統合参謀本部側は、大統領にこうした意見を伝えたとしている。(共同)
毎日新聞 2006年12月20日 0時08分
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