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ファタハとハマスの銃撃戦で5人死亡、停戦は崩壊?
読売新聞 12月19日
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061219id23.htm
【エルサレム=三井美奈】パレスチナ自治区ガザで19日、アッバス自治政府議長が率いるファタハと内閣を率いるイスラム原理主義組織ハマスが衝突し、銃撃戦などで5人が死亡、約20人が負傷した。
アッバス議長が議長・評議会(国会)選挙の前倒し実施を発表して以降、最悪の事態となり、双方が17日に合意した停戦は事実上、崩壊状態に陥っている。
ガザ市では19日朝、ファタハ系治安組織のメンバーが負傷者の手当てのため病院に入ろうとしたところ、ハマス系の警備員が阻止して発砲の応酬となり、ハマスの1人が死亡。この後、市内にあるファタハ系治安組織の本部が迫撃砲で攻撃されたほか、各地で銃撃が相次ぎ、ファタハ系治安組織の2人が死亡した。また、ファタハのメンバー2人がハマスと見られる武装集団に拉致され、数時間後に遺体で発見された。
同市中心部では、停戦合意後の18日に一時撤退したハマス、ファタハ両派の治安組織がにらみ合い、一触即発の状態にある。両派の報道官は共に「我々は停戦を維持している」と強調する一方、「騒ぎの責任は相手方にある」と互いを批判した。現在、エジプトが停戦維持に向けて両者の仲介交渉を行っている模様だ。
一方、アッバス議長が発表した議長選・評議会選の前倒し方針について、アラブ諸国は慎重な姿勢を見せている。選挙をめぐるファタハ、ハマス間の衝突が飛び火しかねないとの懸念が強いためで、アラブ連盟(本部カイロ)のムーサ事務局長は18日、「大切なのは挙国一致内閣の設立を求めることだ」と述べ、選挙よりも両派の組閣交渉を重視すべきとの立場を強調。ヨルダン政府報道官によると、アブドラ国王も電話で「パレスチナ各派が分裂することがないよう」促した。
(2006年12月19日23時12分 読売新聞)
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イスラエルとは非妥協的闘いを展開するハマス。これにアメリカの意を受けたCIAひもつきアッバスおよびその手先に質的転換をやり遂げたファタハが、東欧諸国の民主化策動を行ったと同様、ハマス壊滅のために動員されてんだすな。ライスがファタハさ資金援助するっつう話も東欧「民主化」そっくり。
ファタハはアラファト時代に汚職まみれでパレスチナ人民から浮き上がってすまった。選挙でも大敗だ。アッバスは親分のアラファトば毒殺すて、まるごとファタハばいただいたっつう感じ。パレスチナ内戦は米帝・イスラエル・ファタハ対イラン・イラク・シリア・ロシアっつう構図ば描くように思えるんだすが。