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□ソマリア暫定大統領官邸に迫撃砲攻撃、銃撃戦も発生 [CNN]
http://cnn.co.jp/world/CNN200701200010.html
ソマリア暫定大統領官邸に迫撃砲攻撃、銃撃戦も発生
2007.01.20
Webpostedat: 15:27 JST
- CNN/REUTERS
ソマリア・モガディシオ――アフリカ東部、ソマリアの暫定政府当局者などによると、首都モガディシオ南部の暫定大統領公邸に19日夜、複数の迫撃砲が撃ち込まれ、激しい銃撃戦もその後、起きた。死傷者の有無など不明。
ユスフ暫定大統領(72)が当時、公邸内にいたのかは明らかでない。大統領は最近、公邸に入ったばかりだった。暫定政府当局者は、撃ち込まれた迫撃砲弾は少なくとも2発としている。エチオピア軍の支援を受け、暫定政府がイスラム勢力「イスラム法廷連合」(UIC)を首都から駆逐してから、大統領公邸が襲われたのは初めてとみられる。
迫撃砲を発射したグループの正体は不明だが、UICは多数の戦闘員を首都に潜伏させ、ゲリラ戦を用意していたとの情報もある。銃撃戦は、暫定政府軍やエチオピア軍が応戦した結果とみられる。
エチオピア軍にはソマリア国民の反発が強く、同軍はたびたび、攻撃の対象にもなっている。エチオピア政府は段階的な撤退の意向を示している。これに代わり、アフリカ連合(AU)が平和維持部隊の早期派遣を決めている。
暫定政府は戒厳令などを発令、治安安定に乗り出している。一部の武装勢力とも武装解除で合意している。