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(回答先: 東京【反米サドル師の側近拘束 暗殺部隊に関与か】 投稿者 木村愛二 日時 2007 年 1 月 19 日 22:43:52)
□米・イラク軍がサドル側近逮捕 [『イラク情勢ニュース』掲示板から]
米・イラク軍がサドル側近逮捕 投稿者：uruknews 投稿日： 1月20日(土)00時28分53秒
サドル側近が逮捕されたとか、サドル派の民兵がこれまで400人以上逮捕されているというニュースが流れている。東京新聞では「反米サドル師の側近拘束 暗殺部隊に関与か」という記事が出ている。この期に及んでサドルの形容詞に「反米」と書く神経は？と思うが、東京新聞の名誉のために補足すると、これは米軍発表を垂れ流しすることで有名なＡＰ通信の記事を、ＡＰ報道の要旨を従順にリライトする共同通信が配信した情報である。http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2007011901000731.html
他方、近年では米軍発表あるいは高官の意図を斟酌する記事が多いニューヨーク・タイムズだが、同紙はマフディ軍民兵逮捕を報じた記事で興味深い分析をしている。Shiite Fighters Are Arrested, Iraq Says
何が興味深いかというと、これまでマリキ首相が一貫してサドルをかばってきたこと、マリキ首相はサドル派の支持もあって首相に就いていられることを指摘するとともに、今回のマフディ軍民兵逮捕は、既に四分五裂しかかっているマフディ軍の中のサドルに従わない連中を逮捕しているにすぎないと指摘する点。サドルおよび主流は傀儡政権内に入ってから傀儡政府とイランから資金提供や賄賂を受け、金の魅力にとりつかれて姿勢が変わり、決して米軍と戦うことはしなくなったというシーア派住民の証言（？）も載せている。イランとの関係にクサビを打ち込むための米軍の作戦とも言えるし、米軍が「暗殺チーム」を取り締まったからといって、本気で一般市民の安全を考えていいるわけでもない、ということ。
とはいえ、一部の居住地ではマフディ軍の検問所にも人がいなくなったと報道されてもいる。しかし、イラク・レジスタンス・レポートによると、マフディ軍は今もなお政府系治安部隊と連携して一般市民、特にスンニ派やパレスチナ人へのテロや攻撃を続けている。米軍は自分たちの命令に従うならテロだろうが暗殺だろうが黙認するが、従わない者は鎮圧するだけのことのようだ。
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