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□タリバンのスポークスマンを拘束 南部ナンガルハルでNATO・アフガン合同部隊が [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/article/detail/2986479/
タリバンのスポークスマンを拘束 南部ナンガルハルでNATO・アフガン合同部隊が
【アルジャジーラ特約17日】アフガニスタン情報部のサイエド・アンサリ報道担当官によると、同国イスラム原理派集団、タリバンのスポークスマンを務めるムハンマド・ハニフ氏が15日、東部ナンガルハル州トルハム町でパキスタン側から入国しようとして検問所で拘束された。
ハニフ氏はタリバンの代わりに報道関係者と接触しているタリバン・スポークスマン役2人のうちの1人。もう1人のスポークスマン、カリ・ユセフ氏は米AP通信の電話取材に対して、ハリフ氏逮捕の情報を確認した。
アルジャジーラのイスラマバード支局は、タリバン関係筋の情報として、ダビヒ・アラー・ムジャヒード氏が後任のスポークスマン役に任命されたと報じた。同筋は、ハニフ氏が逮捕されても、タリバンは沈黙しないと語ったという。
ハニフ氏はこれまで、タリバンの最高指導者、ムラー・オマール師の声明を伝えたり、アフガニスタン北部、中部、東部での戦闘についてコメントを出したりしていた。
一方、北大西洋条約機構(NATO)主体の多国籍軍部隊とアフガニスタン軍部隊は16日、南部ヘルマンド州ゲレシュク地区でタリバン武装集団の著名な軍事司令官を拘束した。複数の外国通信社がNATO報道官17日の言明として報じた。
NATO声明によると、この司令官はNATO軍、アフガニスタン軍部隊が捕虜にした最初のタリバン指導者だという。
NATO報道官、デーヴ・マーシュ英空軍少佐の言明によると、この人物は、アフガニスタン・NATO合同部隊が昨年夏、NATO軍のアフガニスタン進駐後、最大の地上攻撃作戦を実施した近隣カンダハル州パンジワイ地区のタリバン戦闘集団司令官。最近、南部での両軍合同部隊の攻撃を逃れていたが、アフガニスタン治安機関が尋問のために手配していた。
タリバンは最近、相次いで打撃を被っている。昨年12月には、オマール師の重要な側近のムラー・アフタル・モハンマド・オスマーニ師が空爆で殺害されたが、同師は米軍が2001年にアフガニスタンに侵攻してタリバン政権を打倒して以来、多国籍軍が殺害した最上級のタリバン幹部だった。(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
2007年01月18日14時55分