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(回答先: イランに「宣戦布告」したブッシュ政権 投稿者 これは大変だ 日時 2007 年 1 月 18 日 20:50:07)
英、部分撤退へ イラク 来月末にも発表
1月18日8時0分配信 産経新聞
【ロンドン=蔭山実】ブレア英首相が2月末にもイラク駐留英軍の部分撤退を発表するとの観測が強まっている。英紙フィナンシャル・タイムズは、英政府高官の話として、ブレア首相が2月末までに現在の7000人規模の英軍を4500人規模に縮小する計画を発表する準備に入ったと伝えた。
ブッシュ米大統領は先にイラク駐留米軍の2万余人の増派を柱とする「イラク新政策」を発表したが、ブレア首相としては、イラクよりも、英国が重要なポジションを担うアフガニスタンでの治安回復に重点を移し、イラクから撤退する一方、アフガンの英軍を規模、装備とも増強する意向とみられる。
イラクからの部分撤退を発表する方向となったのは、英軍が拠点とする南部バスラでの軍事作戦が2月中に完了する見通しがついたためだ。BBCテレビによると、英軍はイラク治安部隊や警察に入り込んだ武装勢力を排除する作戦を展開しており、今月の閣議でも作戦は順調に進んでいることが報告されたという。
作戦完了後の3月にはバスラの治安権限をイラク側に移譲し、当面4500人を治安監視のため残すが、残る2500人については5月にも撤退を開始する計画が固まりつつあるという。
一方、ブレア首相は12日、英南部プリモスで英兵を前に演説し、ブッシュ政権のイラク新政策について、「武力だけではテロに勝てないが、武力がなければテロに勝てない。信頼できる武力があってこそ中東地域での外交も生きてくる」と述べ、大統領の増派戦略に理解を示した。
年内の退陣を表明しているブレア首相だが、早ければ5月に退陣するとみられている。米国のイラク新政策発表で、英政府としても、イラク政策に一定の区切りを付ける狙いがあるようだ。
最終更新:1月18日8時0分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070118-00000017-san-int