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□バース党声明、挑発に乗らず団結して反撃 [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan2006/view/20070118/1169095834
2007年1月18日(木)
バース党声明、挑発に乗らず団結して反撃 2007/01/18
イラク・バース党は15日に声明を発表し、バルザン・アッ・ティクリティとアワド・アル・バンダル・アッ・サドゥーンが米国の樹立した傀儡(かいらい)バグダッド政権によって殺害されたことを非難した。
バース党の声明には、「今日、アメリカ占領軍当局は、ブッシュが最後の試みとしてやっている一連の暗殺の一環として、2人の勇敢な殉教者バルザン・アッ・ティクリティとアワド・アル・バンダル・アッ・サドゥーンの死刑判決が実行された」と書いてあった。ブッシュの新イラク政策は、「イラク国民とその指導者に対する仕返しとして破壊と犯罪を拡大している。それは武装革命への道をくつがえしてイラク人同士の争いに引きづりこもうとする絶望的かつ狂気じみた宗派抗争に点火する新たな試みである。だがアメリカ政府の間違った信念では植民地化の狙いをイラクで達成することはできないだろう」。
アメリカの狙いについてバース党の声明は、「党とレジスタンスの現在の基本的な任務はイラクの解放であり、たとえアメリカ占領軍あるいはイランがイラク国民を内戦に引きずりこんだとしても、この目的から逸脱することではない」と書いていた。
「したがって、われわれは偉大なわがイラク国民に占領者とイランの陰謀に気を配り、親イラン勢力の犯罪と挑発に乗せられて殉教者のための報復という宗派主義的な呼びかけに引きずりこまれる事態を回避するよう呼びかける。それはシーア派ではなくイランの野望をくじくことである。われわれの英雄を暗殺した者はアメリカとイランであり、いずれも真正のイラク人ではない。処刑を実行した者はイランの諜報機関とその手先であり、彼らの出自がイラン人であることはよく知られている。」
「そこでわれわれのメッセージはこの真相に気づかなければならず、すべての攻撃をアメリカとイランの占領者に向け、あらゆる宗派主義的な挑発に乗らず、宗派主義の論理で報復するのでなく、南から北まで全イラク国民を結びつけるアラブ・ナショナリズムと愛国心による団結を再確認することによって反撃するのである。」
作成者 uruknews : 2007年1月18日(木) 13:50 [ コメント : 0]