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アメリカ大統領報道官が、「アメリカは、イランに核開発を停止させる」と語りました。
http://japanese.irib.ir/news.wed.htm#3
アメリカ大統領報道官が、「アメリカの政策は、イランに核開発の継続を断念させることである」と語りました。
IRIBがニューヨークから伝えたところによりますと、アメリカのスノー大統領報道官は、イランがNPT核兵器不拡散条約に加盟していることを無視し、「我々の目的は、イランに核開発を停止させることである。現在の戦略は、この目的を達成するための協議の継続である」と述べました。
NPTの第4条によれば、加盟国はIAEA国際原子力機関の規定の枠内で、核エネルギーを平和利用することができます。
スノー大統領報道官は、「アメリカは国連に対し、イランの核問題を国連憲章第7章の枠内で検討するよう求める」と国連を暗に脅迫しました。
国連憲章第7章では、安保理は、平和に対する脅威、平和の破壊又は侵略行為に対し、何らかの措置をとることが出来るとされています。
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イランのアフマディネジャード大統領が、「イランは、IAEA国際原子力機関の規定に基づき、核エネルギーの平和利用の権利を有している」と語りました。
アフマディネジャード大統領は、アルアラビーヤチャンネルのインタビューに応え、安保理の対イラン制裁決議は政治的なものだとし、イランとIAEAの協力の継続について、「イランは、彼らの対応を見た上で、決定を下す」と語りました。
クウェートの通信社は、「イランは、非同盟諸国会議、途上国グループG77、そしてアラブ連盟のIAEA大使に、自国の核施設への視察を呼びかけている」とし、「これは、世界の国々、特に友好国に、イランの核開発の平和性を知らせるためのものだ」と報じています。
また、パリ発行の新聞ルモンドは、16日火曜、「シラク大統領は、イランと協議を行う意向だ」としています。
フランス外務省のマティ報道官も、記者会見で、このことを認めています。
ルモンド紙は、シラク大統領の決定について、「これは、安保理で対イラン制裁決議が採択されたが、協議の扉は依然として開かれている、というイラン政府へのメッセージに相当する」と伝えました。