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□米軍空襲でバクーバ周辺の農村孤立 [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan2006/view/20070117/1169021712
2007年1月17日(水)
米軍空襲でバクーバ周辺の農村孤立 2007/01/17
最近遂行された米軍とイラク軍の空襲によって、イラン国境に近いイラク東部のディヤラ州から何百人もの住民が避難を始めている。攻撃は終わったものの、農村地帯の多くの家族は空襲が再開されるのを恐れて家屋のなかで身を縮めている。
ディヤラ州議会の広報担当サラハ・アハメドは、「先週、米軍がゲリラをあぶりだそうとバクーバ近郊の農村地域を攻撃した。しかし救援と治療センターへの移送がなされず、この攻撃で多くの人々に犠牲を強いた」と指摘した。
最も損害の大きかったのは、イラク・イラン国境から40キロばかりのバクーバ市東にある村々だった。
1月5日に始まった攻撃前に現地から避難できた者はわずかだった。攻撃地点近くの出入り口は閉ざされて何百人もが自宅内に閉じこめられた。
「攻撃の予告はなかったので、およそ110家族が水も食料もない生活を強いられている。彼らは備えをすることもできず、地域から避難することもできなかった」とアハメドは話した。
「説明では攻撃は終わったとされているが、標的にされた村に近い多くの地域がまだ米軍とイラク軍に占領され、兵士たちは村人が自宅から離れるのを禁じている。当局者は中に人がいるまま破壊された家屋もあると言っていた。その大部分は農村地域だ」。
バグダッドにいる米軍将校は一般市民の犠牲はないと述べたが、バグダッドに本部を置くイラク平和開発機構(IPDI)によると、米軍とイラク軍はNGO団体の支援スタッフがバクーバ周辺の農村に近づくのを禁じている。
IPDIのスポークスマンであるバラク・シャミ氏は、「一部の村では子どもたちと負傷者のために緊急医療支援を必要としているが、その地域に行かないことには確認もできない。しかし米軍は犠牲者はいないというばかりだ」と語った。
イラク国防省はこの攻撃が全国で展開されている新たな戦闘・ゲリラ捕獲作戦の一環であると認めた。
出典はIRIN: IRAQ: US air strikes isolate Baqubah villagers
作成者 uruknews : 2007年1月17日(水) 17:15 [ コメント : 0]