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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(14日)ライス国務長官がイスラエル入り
★(15日)リブニ外相が日本など極東を訪問
★(16日)ハマスがファタハ幹部暗殺を計画
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2007年1月14日(日)
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*米国のライス国務長官が昨日イスラエルに到着し、リブニ外相と会談。
パレスチナとの和平について意見交換を行った。長官は今朝、ラマラ
でアッバス議長と会談する予定となっている。(H,P,I,Y)
*ヒズボラに誘拐された兵士の家族ら1000人が、金曜に早期帰還を
求める集会。しかし政府関係者は誰も出席しなかった。(H,Y)
*ハマスとファタハがヨルダンなどの仲介で連立政権協議を再開へ。新
連立政権が誕生しても、過去の合意遵守やテロ中止などの国際社会の
要求が拒否され、事態が複雑化する可能性もある。(H,Y,I)
*自治政府職員が135日間のストライキを終結。財務相は来月から給
与を支払い、未払い分は月賦で支給すると約束しているが財源は明ら
かではない。ファタハとハマス接近の兆候か。(H,Y)
*ネゲブの農場主が、夜に農場に侵入した盗賊団に発砲し、ベドウィン
人1人が死亡。農場主が殺人容疑で逮捕された。(H,P,Y)
*マドリードで開催されていた和平会議が終了。今年は中東和平に向け
て努力を強化することで関係者が合意した。(P)
*カッサムロケット砲の迎撃システムを月末までに国防軍が選定へ。予
算措置が取られれば、開発と配備は2〜4年で完了する見込み。(P,Y)
*中国から帰国した首相に対して、汚職疑惑の捜査。レウミ銀行の関係
者は、首相が不適正な行為を行ったとの疑惑を否定した。(P)
*独立戦争の直後に村を強制退去させられたアラブ系市民らが、村の跡
に残る教会でギリシャ正教会のクリスマスミサ。(H)
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2007年1月15日(月)
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*アラブ系議員を文化相に指名するとの発表を、ペレツ国防相がオルマ
ート首相に相談する前に行ったとして、両者が争論。昨日の閣議での
承認は見送られた。文化相は労働党に指名権がある。(P)
*右派政党イスラエル我が家のリーバーマン戦略相が、アラブ系の文化
相の指名を「国を危険にさらす」等と激しく非難。労働党は、リーバ
ーマン氏の発言が人種差別だとする声明を出した。(H,P)
*盗賊が横行するネゲブでは、賊を殺害した農場主への同情が拡大。常
習犯の盗賊は軽い刑で出所し、体を張って農場を守る者が重い刑を受
けるのではやりきれないとの声が高まっている。(P)
*ガザでフェンスに向って爆弾をかかえて近づいたパレスチナ人2人を
国防軍が射殺。作戦の意図などは不明。(P,Y)
*リブニ外相が昨夜、東南アジア諸国の訪問に出発。日本も訪問する。
石油の85%を中東に依存する日本はイラン制裁に消極的だが、核開
発阻止に向けた協力を依頼するのが目的。(P,I)
*オルマート首相が米国のラビとエルサレムで会談。イスラエルのチー
フラビが米国で行われた改宗を認めない方針を打ち出していることに
対し「門戸解放の方針は変えない」と伝えた。(H)
*ハマスがパレスチナの旗に宗教的文言を加えた旗を使用開始。パレス
チナを宗教国家にする狙いがあると見られている。(P)
*スネア副国防相が、収監中のバルグティの釈放を検討すべきだとの見
解を表明。ハマスは、権力掌握のためにパレスチナ人をますます絶望
的な状況に置くとして、現実的な指導者が必要だと指摘した。(Y)
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2007年1月16日(火)
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*ライス国務長官は、ペレツ国防相、リーバーマン戦略相、オルマート
首相らとの会談を終え、エジプトなど中東諸国を歴訪へ。(H,Y,7)
*財務省幹部のゼレカ氏が「西欧諸国でイスラエルは最も汚職がひどい
国」だと語った。しかし汚職を厳しく追及する同氏と家族に対しては
「殺す」との脅迫電話が繰り返されているという。(H,P)
*米国のライス国務長官の中東訪問に、自治政府のハニエ首相が反発。
イスラエルとの共存や、過去の自治政府の合意は遵守しないと語った。
また、ファタハとの連立政権構築に期待を示した。(H,Y)
*閣僚の数を8人から18人の間に制限する法案が、国会の一次投票を
通過。バラク首相時代以降、連立政権を構成するための政治的取引の
ために、閣僚数を増大させる傾向が強まっていた。(H)
*ハマスによるファタハ幹部宅などの爆破計画を阻止したと自治警察が
発表。ハマス系のモスクなどから幹部宅や道路の地下などに多数のト
ンネルが掘られ、大量の爆発物が仕掛けられていたもよう。(P,Y)
*エルサレムに近い大規模な入植地マーレーアドミームで、44戸の新
住宅が発売へ。入植者組合は戸数が少なすぎると批判したが、ピース
・ナウは和平行程表違反だとして中止を求めている。(H,P,Y)
*病院が保管していた戦死兵士の精子を使って子供を作ることを裁判所
が許可。両親の願いが報じられ40人の女性から協力の申し出があっ
た。裁判所は、今回の件に関する特例だとしている。(Y)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretz.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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