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アメリカのゲーツ国防長官は武装勢力が攻勢を強め治安が悪化しているアフガニスタンを訪れ、駐留するアメリカ軍の追加派遣を検討していると明らかにし、イラクに続いてアフガニスタンでも兵力の増強によってテロとの戦いでの勝利を目指すブッシュ政権の姿勢が鮮明になっています。
ゲーツ国防長官は16日、就任後初めてアフガニスタンを訪れ、駐留するアメリカ軍の部隊を視察したあとカルザイ大統領と会談しました。会談でゲーツ長官は、反政府武装勢力タリバンが攻勢を強め、6年前のタリバン政権の崩壊後としては治安情勢が最悪となる中、事態打開に向けた対策をめぐり、カルザイ大統領と意見を交わしました。このあと行われた記者会見でゲーツ長官は、「現地の司令官から兵力増強の要請があればブッシュ大統領に増派を求めるつもりだ」と述べ、条件付きながらアフガニスタンへの兵力の追加派遣を検討していることを明らかにしました。その背景には、アフガニスタン情勢が最悪の事態となる前に、兵力の増強によって先手を打って治安の悪化を食い止め、テロとの戦いで成果を上げたい思わくもあるとみられます。アメリカは、現在、アフガニスタンに駐留する各国の部隊の半分以上を占める2万3000人を派遣しており、イラクへの増派に続いてアフガニスタンでも、力によるテロとの戦いで勝利を目指すブッシュ政権の姿勢が鮮明になっています。
1月17日 8時18分
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/01/17/d20070117000043.html