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(回答先: Re: ちょっとだけよ 投稿者 きすぐれ真一 日時 2008 年 1 月 25 日 04:46:18)
と順調に増えているようであるが、OECD諸国と比べてみると、
30ヶ国中27位である。
千人当たりの医師数の推移をくらべてみる。
離されてます。
日本は20年ほど前から政策として医師を減らしているようである。
医師になる入り口の医学部等の定員は国が決めるらしいのだが、
というわけで、上のOECD諸国の平均と比較したグラフで90年代後半から日本の医師の数の伸びがやゝ鈍化しているように見えるのは(見えませんか?)このせいであろう。
医師不足が言われるようになって、2006年に「新医師確保総合対策」というのを作った。
医学部定員を一時増員 【読売新聞】
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20060819ik01.htm
*****貼り付け開始*****
医師不足対策、深刻な都道府県…政府原案判明
医師の不足や偏在の問題に対応するため、厚生労働、文部科学、総務の3省で検討していた「新医師確保総合対策」の原案が18日、明らかになった。
医師不足が特に深刻となっている都道府県に限り、大学医学部の定員増を暫定措置として認めるほか、離島やへき地で勤務する医師を養成している自治医科大学の定員も増員する。また、都道府県の要請に基づき緊急避難的に医師を派遣・紹介するシステムを構築する。3省は近く最終的な対策をまとめ、可能な施策から実施に移す。
医学部の定員は、1986年以降、削減傾向が続き、97年に「引き続き医学部定員の削減に取り組む」ことも閣議決定された。定員増が認められれば約20年ぶりの方針転換となる。
(以下略)
*****貼り付け終了*****
あのね。
医師不足が特に深刻となっている都道府県に限り?
一番多い東京都でもOECD諸国の千人あたりの医師数のグラフにあてはめると20位。
埼玉・茨木・千葉の3県がそれぞれ独立してOECDに加盟したとすると(?)この3ヶ国で最下位を独占できる。確かに「特に深刻」である。
「特に深刻」ということは、「ふつうに深刻」な地域があることもお認めのようである。
注釈:
この地図を見て「なるほど。医師が偏在しているから問題なのだ」と思った人は反省するように。以下はともに病院の医師の1週間の勤務時間。下のは年齢・男女別。
ともに 厚労省 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/03/s0327-2d.html
厚労省 過労死の認定基準
http://www.jil.go.jp/mm/siryo/20011214a.html#betten
4 認定要件の運用
ウ 長期間の過重業務について
(ウ)過重負荷の有無の判断
[2] 発症前1か月間におおむね100時間又は発症前2か月間ないし6か月間にわたって、1か月当たりおおむね80時間を超える時間外労働が認められる場合は、業務と発症との関連性が強いと評価できることを踏まえて判断すること。
常勤医師の平均で週70時間なら、週40時間労働が基準なので、30時間オーバー。ひと月にすると100時間は軽〜〜〜く越えています。
平均でこれだけの労働時間ということですから、基本的には偏在の問題ではない、ということです。
いつ過労死してもおかしくない状態を放置する企業は摘発されてしかるべきですが、わが大日本低国は国家自身がそれをやっているわけです。
注釈終わり
ともかく、ここへきてあわてて医学部の定員を増やしたからといってすぐに医師不足が解消されるわけではない。一人前の医師を育てるには時間がかかるのである。
そこでマスゾエ大臣の御発言である。
舛添厚労相が暴言:医者増やすと(10年たったら余って)ホームレスになる【しんぶん赤旗】(どこへ行く、日本。)
http://www.asyura2.com/07/iryo01/msg/304.html
投稿者 gataro 日時 2008 年 1 月 20 日 10:10:21
どうやら増やす気はなさそうである。
それはさておき。
医師一人当たりの診察回数。日本と同じく韓国の先生方も大変である。
OECD http://puck.sourceoecd.org/vl=4238587/cl=14/nw=1/rpsv/health2007/g4-8-03.htm
国民一人当たりの受診回数。堂々の第1位。
OECD http://puck.sourceoecd.org/vl=4238587/cl=14/nw=1/rpsv/health2007/g4-8-01.htm
健康保険はありがたきかな、であるが、国民の方も現状では少しぐらいのことで医師の元へ行くのはなるべく控えるのがよろしかろうと思ふのである。
とはいうものの、平均寿命が大幅に伸びたのも、
OECD http://puck.sourceoecd.org/vl=8248534/cl=21/nw=1/rpsv/health2007/g2-1-01.htm
医療関係者の努力もさることながら、国民のお医者好きのせいもあるかも知れんのが悩ましいといえばいえそうである。
ところで、下のような記事がある。
2007-04-02 08:16:48
勤務医 開業つれづれ日記
http://ameblo.jp/med/entry-10029634059.html
*****貼り付け開始(勝手ながら改行部分をあらためました。)*****
厚生労働省の開始した
医師等資格確認検索http://licenseif.mhlw.go.jp/search/
が話題になっております。
亡くなられた方を入力してもきちんと表示されるとか。
---------------------------------
新小児科医のつぶやき
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070401
コメント欄から。
>検索結果
>検索結果 1件
>
>番号/1>職種/医師>氏名/石井 四郎>性別/男>登録年/大正15年
96 :卵の名無しさん :2007/04/02(月) 00:38:41 ID:RtNf/A/i0
>>95
ワロスwww
石井四郎 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E4%BA%95%E5%9B%9B%E9%83%8E
石井 四郎(いしい しろう、1892年6月25日 - 1959年10月9日)は、日本の陸軍軍人、軍医。
関東軍防疫給水部長、第1軍軍医部長を歴任する。階級は陸軍軍医中将功三級医学博士。
千葉県加茂出身。 731部隊の創設者として知られる。』
・・・
厚労省の把握している医師数って亡くなられた医師数も、実働人数に入っていませんか?
我々医師は、幽霊部隊か?
道理で、生身には重労働過ぎると思いました…
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森 鴎外 (本名 森 林太郎)
北里柴三郎
武見 太郎 (前 医師会会長 通称ケンカ太郎)
はリストに乗っていないようです。
確かめてみました(笑)。
医師免許って持ってないんでしたっけ(苦笑)?
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某巨大掲示板では、楽しくチェックされているようです。
【医師等】お前ら載ってるかい?【資格確認検索】
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1175435333/l50
190 :お増健さん ◆0ZOKENdh0E :2007/04/02(月) 16:01:29 ID:w5hgsp8G0
うちの大学の死んだ教授、軒並み医籍に残ってるなwww
192 :卵の名無しさん :2007/04/02(月) 16:14:51 ID:3/SEID4F0
つぶクリスレにも書きましたが、母の検索をしたら出ていないので、厚労省に本人が確認したら、
「男」で登録されていました。笑い話ですが、データの信憑性がどの程度あるのか、自分で確認
する必要を感じます。
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このデータをもとに厚労省は医師数を検討しているんだから、まさに
日本の医療は幽霊部隊
WHOの平均以下なんて、幽霊がいてもWHO平均以下、ってことですよね?
【医師等】お前ら載ってるかい?【資格確認検索】
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1175435333/l50
91 :卵の名無しさん :2007/04/02(月) 00:44:50 ID:vxftGL/h0
結局、国内の医師26万人という数値は、現在生存している医師数よりも現在の国内最高齢以下でこれまでに医師免許を取得した人数により近いと言うことでOK?
*****貼り付け終了*****
「石井四郎」を検索してみたが、もうなかったデス(笑)
厚労省のデータは信用できるのか?
医師の本当の数は何人だ?
といってみたところでわかりようがないのだが。
ちょっと思いついたので調べてみた。
厚労省 医師数・年齢階級・性別(平成16年)
男 | 女 | 計 | |
20〜29歳 | 17,088 | 9,335 | 26,423 |
30〜39歳 | 51,454 | 14,923 | 66,377 |
40〜49歳 | 61,610 | 9,681 | 71,291 |
50〜59歳 | 44,076 | 5,013 | 49,089 |
60〜69歳 | 22,807 | 2,026 | 24,833 |
70歳以上 | 28,708 | 3,650 | 32,358 |
総務省 男女・年齢別人口(平成16年。単位は千人)
男 | 女 | |
60〜69歳 | 7,677 | 8,318 |
70歳以上 | 7,022 | 10,512 |
男の人口は、70歳以上は60歳代より少ないのに、
男の医師数は70歳以上は60歳代より多い。
女の人口は、70歳以上は60歳代より多いけど、
女の医師数は70歳以上は60歳代より異常に多い。
これだけだと頭の中が「???」となるわけだが、われわれには現役のお医者様方というつよ〜い味方があったのだ。「石井四郎」だけは今ではアレだけど(笑)
しかし、現役の医師の数は本当はどれぐらいなんでしょうね。
日本医学会総会の会頭を勤めた杉岡洋一氏は講演の中で、「日本の医療は、野球で言えば、野手2人で守っているようなものだ」と言っている
(http://www.healthnet.jp/syuchou/pages/2004/07/k0407050001.html)
そうである。