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(回答先: test 投稿者 gataro 日時 2007 年 7 月 10 日 17:44:13)
<事務所費疑惑>今度は塩崎官房長官/何に使った1330万円/弁明は松岡元農水相、赤城農水相と同じ(しんぶん赤旗日曜版 7月22日付)
紙面(32-33面)から直接貼り付け。
安倍内閣の閣僚に事務所費疑惑が相次いでいます、辞任した佐田玄一郎前行革担当大臣、説明できずに自殺した松岡利勝前農水相、そして後任の赤城徳彦農水相も。世論調査でも「政治とカネ」は参院選の大争点になっています。そして今回、編集部の調べで新たに塩崎恭久官房長官にも疑惑が――。 三浦誠、山田健介記者
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「投票先を決めるとき『政治とカネ』の間題を『重視する』が68%」(「朝日」16日付)。いまや選挙の一大関心事です。
特に、実家に活動実態のない政治団体をおいて事務所費ふくめ10年間で約9千万円の経常経費を計上していた赤城農水相の問題で怒りがさらに広がりました。
これまでの編集部の調べで、長勢基遠法相(6月24日号)、甘利明経産相(7月1日号)にも疑惑が判明しました。甘利経産相については、日曜版報道後、『週刊ポスト』(7月27日号)が「赤城農水相に続き、今度は甘利経産相に『4000万円事務所費疑惑』」と続報しました。
そして今回、塩崎官房長官の事務所費にも編集部の調べであらたに疑惑が――。
家賃月10万円
夏目漱石の小説『坊っちゃん』の舞台である松山市。松山城を中心に、愛媛県庁や松山市役所が配置されています。
県庁から約300bのところに、6階建てビルがあります。1階は駐車場。2階の外壁には、「塩崎やすひさ事務所」と書いた小さな看板。
塩崎氏はこの事務所に、自らが支部長の「自民党愛媛県第一選挙区支部」と「塩崎恭久後援会」を置いています。
両団体の政治資金収支報告書によると、2005年の事務所費は支部が約580万円、後援会が
約1530万円で、合計約2100万円。01年からの5年間で合計約1億800万円です。
塩崎事務所の職員に聞くと「事務所は2階だけです。ほかに事務所はありません」といいます。事務所が入居するのは、築30年以上の古いビル。
一体家賃はいくらなのか――o
ビルの所有者は「今日社」(東京・港区)という出版会社。今日社は、塩崎氏の父母が役員のファミリー企業です。塩崎氏も代表取締役だったこともあります。
今日社の担当者はいいます。
「(松山市の事務所の家賃は)自民党愛媛県第一選挙区支部と塩崎恭久後援会から月10万円ずつもらっています。年間120万円ずつです」
事務所費とは家賃、電話代、切手代など事務所の維持に通常必要なものをいいます。家賃が年間240万円とすれば、ほかの費目は――。政党助成金を受けとる政党支部の「政党交付金使途等報告書」によると、05年の事務所費として、電話代、レタックス代、リース料、自動車保険料などで約530万円が支出されていました。
同一の場所に事務所を置く2団体。家賃、電話代など事務所費経費にあたる約770万円の支出をのぞいた残り約1330万円もの金額の「事務所費」はどこに消えたのか――。
政党支部には国民の税金である政党交付金が流れているだけに、透明性がより強く求められます。
領収書を公開して説明すべきではないかと塩崎事務所に質問しました。
しかし、帰ってきた回答は「法に従って適正に報告しております」。
奇怪な報告書
疑惑はもう一つあります。05年の政党支部の事務所費は約580万円なのに、その内訳を示す政党交付金使途等報告書の事務所費は約530万円です。これに家賃120万円が加わります。そうすると事務所費の総額を超えてしまうのです。まさに奇怪な収支報告書です。これにも「事務所賃料は、合理的な賃料を年度ごとに適切に精算してお支払いしております」という回答しかありませんでした。