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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080613-00000006-gen-ent
●出身大学も未確認
一体何を基準に採用していたのか――。加藤智大(25)を「派遣社員」で採用した人材派遣会社「日研総業」(東京・大田区)の広報室担当者は、加藤について、「(事件は)日曜日の業務外で起きたこと。報道されていること以外、分かりません」と言い放った。
「日研総業は1981年設立。自動車や精密機器メーカーなどの工場で働く労働者の派遣で急成長した会社です。従業員は4500人で、07年3月期の売上高は約1500億円。同社が関わった派遣社員は全国に約4万人おり、業界でも大手企業です」(事情通)
そんなリーディングカンパニーが“殺人鬼”を雇い、住まいまで与えていたのだから驚きだ。
加藤は昨年11月中旬、東京・新宿区で同社の採用面接を受けた。しかし、同社によると、個人情報を理由に「履歴書は返却した」という。このため、加藤の応募理由や出身については曖昧。高校卒業後の進路についても「本人が自動車短期大学と言っていたが、会社として未確認」というお粗末さ。これじゃあ派遣元を信用して受け入れを決めた企業にとってはたまったもんじゃないだろう。
今回の事件で、“素性の知れない殺人鬼”の派遣受け入れを余儀なくされた自動車部品会社は、報道陣に対し、担当者が懸命に仕事ぶりを説明していた。それでも日研総業は、「業務時間外は管理できない。会社としてコメントする立場にない」の一点張りなのである。