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肺がん死亡増加の背後に潜む矢野栄二問題 これは日本民族撲滅計画なのか?
日本人の死因の1位は悪性腫瘍(がん)であり、悪性腫瘍のうち肺がんが最多を占める。肺がん増加の最大の原因は喫煙とアスベスト(石綿)であり、肺がんの早期発見には肺がん検診が不可欠である。ところが、帝京大学矢野栄二はたばこの発がん性が指摘されると、たばこ会社と癒着して喫煙の害を隠す陰謀を提案し、たばこ会社から多額の研究費をもらってたばこの害を隠す企画を行い、反たばこ団体を中傷し執拗にたばこ対策を妨害して来た。さらに、矢野栄二は日本産業衛生学会許容濃度委員会という立場を利用してアスベスト(石綿)の全面禁止に反対し、無意味な許容濃度を発表することにより問題を混乱させてきた。矢野栄二が発表したアスベスト(石綿)許容濃度は技術的に測定不可能で、実際に作業現場で測定されたことは無く、仮に遵守しても中皮腫発生を防げないという無意味な許容濃度だった。このため多くの労働者と工場周辺の住民が高濃度のアスベスト(石綿)に曝露されてしまった。
http://www.asyura.com/08/nihon28/msg/256.html
http://park3.wakwak.com/~banjan/main/taisaku/html/taisaku28yano.htm
■喫煙がアスベスト(石綿)障害を促進
東京女子医大付属病院内にいち早く禁煙外来を設立したことで知られる阿部真弓・東京農工大健康管理センター助教授は「あまり指摘されていませんが、今、問題になっているアスベスト(石綿)による健康障害は喫煙によって病気の発生が促進されることが前々から分かっています」と言う。
http://blog.nikkansports.com/life/health/archives/2005/08/post_34.html
つまり矢野栄二によるアスベスト対策と喫煙対策の両方の妨害が、日本の悪性中皮腫および肺がん患者の劇的な増加につながっているのだ。
■喫煙とアスベスト(石綿)による相乗効果
肺癌というと喫煙による影響が有名ですが、アスベスト(石綿)による影響も古くから知られています。特に疫学的に有名なのは、喫煙の「なし」「あり」、石綿の職業性曝露「あり」「なし」で、相乗的に影響がでる事です。
以下に有名な疫学データをお示ししましょう。
http://www.asbestos-center.jp/asbestos/pix/qanda14.gif
様々な疫学調査の結果から、悪性胸膜中皮腫数の2倍程度の方が、毎年アスベスト(石綿)による肺癌にかかっていると推測されています(ヘルシンキ・クライテリア)。2002年日本で悪性中皮腫が810名とされているので、石綿による肺癌の方も約1600名位と推計されます。石綿との関係が明白な悪性中皮腫と異なり、肺癌の場合で「喫煙」との関係を聞かれても、石綿との関係を尋ねられる事は少ないです。また後述の胸膜肥厚斑の読影や石綿小体の算定が行われていない事が多いので、本人も医療関係者も気づいていない例が多数あると推定されています。
http://www.asbestos-center.jp/asbestos/qanda.html
■矢野栄二は公害事件で何をしているのか?
アスベスト(石綿)による悪性中皮腫と肺がんの発生を防ぐには喫煙対策が求められるが、矢野栄二はたばこ会社と共謀して喫煙対策をも妨害していた。
医学者は公害事件で何をしてきたのか
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/8/0221410.html
津田敏秀
すでに1950年代から喫煙とがんの因果関係はさまざまな研究により示されてきたが、その後さらに喫煙による健康被害により医療費全体が増大し、またニコチンによる麻薬に匹敵する依存症についても明らかになってきた。またタバコは正常な使い方をして人体に健康被害を及ぼす唯一の商品であるとも説明されだした。それにも関わらず、わが国では情報の公開が遅れてきた。そこで重要な役割を果たしてきたのが学者たちであり、この役割を担ってきた学者の数は膨大である。受動喫煙の問題が明らかになってきた頃、東京女子医科大学 香川順教授と帝京大学医学部 矢野栄二教授は、米国などのタバコ会社から多額の研究資金を受け取り、受動喫煙による害を否定するための研究を行った。これら医学者による一連のプロジェクトは、タバコ会社の内部文書により明らかになり、2002年12月、BMJ(イギリス医学雑誌)に研究の結果が発表された。
医学者は公害事件で何をしてきたのか
受動喫煙に関した研究とその批判
http://www.asyura2.com/07/health13/msg/603.html より
■ 矢野栄二のたばこの害を隠す陰謀を暴露した論文
How the tobacco industry responded to an influential study of the health effects of secondhand smoke
http://bmj.bmjjournals.com/cgi/content/full/325/7377/1413
上記論文の日本語訳
http://www.asyura2.com/08/health14/msg/115.html
1981年、平山雄は受動喫煙の害を発見した。平山雄の論文は影響力が強く、タバコ規制強化への圧力が強まり、タバコ会社は困っていた。そこで矢野栄二教授はタバコ会社に受動喫煙研究を提案し多額の研究費を要求した。彼らの最終目標は平山雄の研究に対抗する論文を書いてタバコ会社による言論統制に利用することであった。矢野栄二教授の多額の研究費要求についてタバコ会社は当初難色を示したが、協議の結果、矢野栄二教授の提案を受け入れた。タバコ文書から発見された矢野栄二氏の関与した論文原稿はいずれも受動喫煙の害を否定する内容であった。矢野栄二氏が関係した論文はPeter N Leeを著者として発表された。ゴーストライター問題は他の科学研究でも起こりえるが論文の信用が失われる。
http://blog.goo.ne.jp/chestxp/e/542c9b4a02b8c01c996a0092067cc44d
■アスベスト渦中に矢野栄二が胸部X線検診中止を要求
胸の病気の早期発見を名目に毎年1回、職場の健康診断で実施されている胸のエックス線検査について、検討会では矢野栄二 帝京大医学部教授(公衆衛生学)が、「職場健診での肺がんの発見率は低く見落としが多い」、「他の病気も検査以前に症状が出るなどで健診で探す意義は薄い」と指摘。廃止すべきと主張した。
http://blog.goo.ne.jp/chestxp
帝京大学 矢野栄二教授の提案内容(厚生労働省議事録)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/05/txt/s0517-1.txt
■増加し続ける悪性中皮腫と石綿肺がん
http://www.asbestos-center.jp/asbestos/qanda.html#anchor15
早稲田大学の村山教授等は、誕生年代と50歳代、60歳代等の死亡時年代を一定の群とする方法で、日本の男性の過去の悪性胸膜中皮腫の死亡率を産出しました。その結果から今後の悪性胸膜中皮腫の推計を行った結果が、次の図です。
http://www.asbestos-center.jp/asbestos/natori20040420/pix/c7.gif
今後日本男性の悪性胸膜中皮腫で、40年間で平均10万人の死亡が推定されたのです。石綿肺癌の男性はこの約2倍、悪性腹膜中皮腫と女性での発病を推計し合計すると、かなりの影響が予想されます。石綿(アスベスト)関連疾患は平均して40年前後の潜伏期間がありますから、石綿の消費年代(その際の石綿の、作業環境や一般環境への飛散)から約40年して発症の時期になるわけです。石綿(アスベスト)の輸入と消費は、1960‐1990年代まで、多くは建材として全国で使用され、また自動車や電気製品等様々な産業で使用されました。吹きつけ石綿(アスベスト)も広範な地域で使用されたのです。40年後に発症の時期が来るとすると、2000年から2030年代以降まで、様々な病気の発症が予想されるわけです。
■被害を拡大させる巧妙な計画
矢野栄二は喫煙対策を妨害し、石綿(アスベスト)対策を妨害し、急増する肺がんの早期発見に不可欠な胸部X線検診を中止させようとしています。矢野栄二による一連の所業は被害を拡大させるべく巧妙に計画されており帝京大学薬害エイズ事件をはるかに上回る被害を生むでしょう。
■自称呼吸器専門家の目的
日本では、たばこと石綿アスベストによる呼吸器疾患対策を混乱させている中心人物が自称呼吸器専門家の矢野栄二だという驚くべき事実があります。我が国で公害対策が遅々として進まないのは、核心が病院利権問題であり、十分な対策が講じられると呼吸器患者が減り病院収益を直撃するからではないでしょうか。
http://www.asyura.com/08/nihon28/msg/256.html