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【PJ 2008年03月22日】− アメリカ合衆国ペンシルバニア州出身の26歳、演歌歌手のジェロがマスコミに取り上げられるとき、必ず「黒人演歌歌手」という言葉がつけられている。これは「黒人演歌」というジャンルの「歌手」なのか、それとも「黒人」の「演歌歌手」なのか。どちらにしても、私には少なからず違和感を覚える。
演歌歌手には、例えば桂銀淑のように韓国出身者もいるが、わざわざ「韓国人演歌歌手」とは呼ばない。演歌は日本の心を歌うから、西洋人がこのジャンルに参入することが珍しいのか。だとすればポップスやロックをうたう日本人だって、同じ次元で珍しいはずだ。
ジェロを「黒人演歌歌手」と形容するのを耳にするたび、そこに少なからず人種差別のにおいを感じるのだ。「日本人ではない」ことが珍しいというなら、せめて「外国人演歌歌手」と言い換えてはどうだろう。【了】
http://news.livedoor.com/article/detail/3564529/