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こーゆー番組があったそうだ。
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▼「ニートは社会のせい」に太田「甘ったれだ!」(爆笑問題のニッポンの教養)
ニートが量産された背景には、就職氷河期がある。就職したくても出来ない、定職に就くことが出来ない者がフリーターになり、世の中に嫌気がさしてニートになる。テレビの特集などでよく目にする図式だ。本田准教授はニート問題に対して、ニートを生む要因となった社会のシステムが悪いと指摘。それに太田が「人のせいするな」と真っ向から反論する。
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太田ってオイラより少し若いんだよね。太田(と田中)の世代って、バブル景気でちょーゆるゆるの就職活動しかしてないはず。オイラの後輩なんて、某百貨店の就職面接で、国立大だからって別室で面接されたくらいだもん。
もちろん彼らは(大学院に入院してたオイラがしてないように)就職活動はしてないんだろうけど、友だちからそのへんの情報は入っているはず。その感覚で90年代の「失われた10年」を語っちゃいけないとオイラは思う。
自分が行きたい道を選んで、しかも成功している太田が、同じような道を選んだ人たちに対して「人のせいするな!」というのなら、わかるんだけど、好きでニートやってるわけじゃない連中にそれを言ったらイカンと思う。
これは1950年代後半から1980年代までに就職したすべての世代に言えること。高度成長・安定成長の時代に就職した人たちは、「幸運」だっただけで、自分の能力が優れていたわけはないんだよ。
http://kitsunekonkon.blog38.fc2.com/blog-entry-1720.html
※コメント:
番組は拝見していないが一応コメントしておく。
太田光氏は「最近の若者は……」と言う大人をラジオ等で批判してきたはずだか、
その太田自身が批判対象の大人になっている、というコトに気づいてないようだ。
太田氏の言う「自分が苦しかったから→他の人も苦しむべき」は間違っている。
何故ならば、そうした理屈を肯定した場合「いや、もっと苦しい人は他にもいる」という人の主張も同じロジックで肯定することになるからだ。
つまり・・・・「太田は若手時代の頃が苦しかったというが、もっと苦しい人は他にもいる」でオシマイだ。そしてこの意見にすら「いや、もっと他にもいる」「いや他もいる」というふうになり、いつまでも続く「永久連鎖」に陥ってしまう。
太田は戦争反対の立場だそうたが「いや、昔に比べたら平和なった。過剰反応して社会のせいするな」という反論がきた場合、肯定しなければならない、というワケだ。
(本当にそれでいいのか?)
だいたい太田の若い頃の不幸と、今の不幸は次元が違うだろう。
今のネットカフェ難民のような若者は「ホームレス」なのだ。太田は「ホームレス」になったことがあるのか?どーせないだろう。
「自分の体験を全体化」させるのであれば、これくらいは体験してもらわないと困る。
太田はネットが得意だそうだが、↑こうした現実があることをタイタン事務所の誰かに知らせてくれ。