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人口が2000人の自然減に 総務省の推計では初 '08/3/22 【中国新聞】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200803220061.html
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総務省が二十一日発表した二〇〇七年十月一日現在の推計人口(確定値)によると、比較可能なデータがある一九五〇年以降、初めて出生児数が死亡者数を二千人下回る「自然減」となった。
自然減は、厚生労働省の人口動態統計で〇五年に初めて約四千三百人の減少を記録。同統計では、出生児数の一時的な持ち直しなどで〇六年と〇七年は再び自然増となっていた。今回の推計人口調査は、日本が少子高齢化に伴う人口減少社会に入ったことをあらためて浮き彫りにした。
推計人口調査によると、〇六年十月から一年間の出生児数は百十万一千人、死亡者数は百十万三千人だった。出生児数は前年より一万一千人増加したが、それを上回る勢いで死亡者数が増え、自然減に転じた。
出生児が死亡者数を上回る自然増のピークは、五〇年以降では第二次ベビーブームの七三年で百四十万二千人。その後、増加幅は縮小傾向となり、〇六年は増減ゼロだった。
昨年十月一日現在の総人口は前年比千人増の一億二千七百七十七万一千人。このうち日本人の人口は前年比六万九千人減の一億二千六百八万五千人と三年連続で減少したが、在留外国人が約七万一千人増えた。
また総人口のうち十四歳以下は千七百二十九万三千人。全体に占める割合は前年より0・1ポイント低い13・5%と過去最低を記録。一方で、六十五歳以上は二千七百四十六万四千人で、全体に占める割合は前年より0・7ポイント高い21・5%で過去最高となり、少子高齢化の進行を示した。