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(回答先: これは歴史を変える衝撃の本だ!=『戦前の少年犯罪』を読む=---(「鈴木邦男をぶっとばせ」より) 投稿者 梵天 日時 2008 年 1 月 30 日 22:27:45)
3週遅れの議論を提言化しただけ、ではないか?
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http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20080201ur01.htm
道徳の教科化直ちに 教育再生会議が最終報告
政府の教育再生会議(野依良治座長)は31日夕、首相官邸で最後の総会を開き、教育再生に向けた最終報告を福田首相に提出した。報告は、「道徳」の教科化や学力向上に向けた対策など、これまでの1〜3次報告の提言内容のうち、実行されていない重要課題を改めて明記した。
また、提言を具体化するため、学校現場での実施状況の評価など、新たな役割を担う組織を政府内に設けるよう求めた。2006年10月、安倍首相(当時)の肝いりで発足した同会議は、これで役割を終え、解散する。
最終報告は、〈1〉教育内容〈2〉教育現場〈3〉教育支援システム〈4〉大学・大学院改革〈5〉社会総がかり――の5本柱で構成。同会議がこれまでに提言した内容を「直ちに実施に取りかかるべき事項」と「検討を開始すべき事項」に分け、具体的に列挙した。「直ちに実施に取りかかるべき事項」としては、▽ 道徳の教科化▽小学校への理科や算数、体育などの専科教員の配置▽大学の全授業の30%の英語による実施――などをあげた。「検討を開始すべき事項」では、▽スポーツ庁の設置▽6・3・3・4制の弾力化▽携帯電話のフィルタリング(選別)機能の義務づけ――などを列挙した。
最終報告は、これらの内容について、文部科学省など関係省庁や地方自治体、教育委員会に対し、実施計画を作って着実に実行するよう求めた。
提言を受け、政府は2月中にも、フォローアップ(事後点検)型の新組織を内閣に設置する予定だ。
提言具体化へ 新組織不透明
政府の教育再生会議は31日の総会で、福田首相に最終報告を提出した。今後の焦点は、提言内容を具体化するための新たな組織の形態をどうするかに移る。ただ、再生会議を主導した安倍前首相に比べ、福田首相の「教育再生」にかける思いは判然とせず、どのような組織となるかは不透明だ。
31日の総会で福田首相は、「これまでの成果を十分生かすように、提言の実現、フォローアップ(事後点検)に取り組み、この後の新しい会議を内閣に設置したい」と述べた。しかし、新組織について、具体的な言及はなかった。
教育再生会議は最終報告で、「最も重要なことは提言の実現とフォローアップ」だと指摘し、「国、地方公共団体、学校などの実施状況を評価、実効性を担保するための新たな会議を内閣に設けることが極めて重要だ」と明記した。そのために、内閣直属の新組織の設置を政府に求めた。
再生会議の要請を受け、政府は2月中にも新組織を内閣に設置する考えだ。メンバーは民間の有識者を中心に5〜6人になる見込みで、規模は教育再生会議の3分の1程度となる。
渡辺美樹委員は総会後、記者団に「新組織について、首相や官房長官と話をしたが全く具体的でない。提言がどれだけ実行されるのか心配だ」と懸念を示した。
教育再生会議 教育再生の具体策を検討するため、安倍前首相が2006年10月に設置した首相の諮問機関。ノーベル化学賞受賞者の野依良治氏(座長)ら有識者が委員を務めた。3次にわたって報告を提出し、安倍前政権は報告に基づいて教員免許の更新制度導入の法改正などを行った。
(2008年2月1日 読売新聞)