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より引用開始
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2008.01.02 Wednesday
雇用偽装に関するアメリカの動き
Posted by (ono)
世界産業労働者組合(IWW)のニュースを見ていたら、フェデックスが運転手を「個人事業主」として扱い、雇用を偽装していること関する記事があった。関連事項を調べていたら去年八月のアメリカ・イリノイ州での「偽装」を違法化する動きについての記事があったので抄訳を掲載します。アメリカの労働(法)事情などは全く詳しく知らないが、各州の独立性の高さと、「ブッシュ後」の揺り戻しというようなことがある程度はありえてしまうような政治構造がポイントだろうと思う。
マイクロソフトなども90年代に同様のケースで裁判に負けて、社員を「労働者」として再評価することになったそうだ。
19世紀以来のグローバル資本の本能に抗するためには労働者自身が声を上げるしかない。
アメリカの建設労働者 イリノイ州で違法な契約労働への禁止を勝ち取る
US Building Workers Win Ban on Contract Labour in Illinois State
2007年の8月6日イリノイ州で、建設業界が労働者を「個人事業主(independent contractors)として偽装契約することを禁止する法律が発効した。この新たな法律は大統領選で民主党優勢が伝えられるなか、ブッシュ退任後にアメリカ全土で起きるであろうことの前兆だと見なされている。
「被雇用者を個人事業主として偽装することは、労働者から権利を奪うために貪欲な雇用者が使う方法だ。」とアメリカ労働総同盟・産業別組合会議(AFL−CIO)の議長は語る。
イリノイで通過したこの法律は労働組合と建設業界の広範な支持を得ている。これらの企業は組合に組織化された熟練労働者に依存していたために、あえて偽装を犯す業者との苛烈な競争にさらされてきいたのだ。雇用を偽装する企業は24パーセントの経費節減が可能となるという。
同様の法律の導入はイリノイが米国では五番目とのこと。法律には違反事業に対する罰金規定(2500ドル)があり、再犯を重ねた場合は「重罪」とされる。
企業の偽装慣行がイリノイ州から多大な税源を奪っているとする研究結果もある。連邦議会でもこの問題に関する公聴会が開かれたが全国レベルでの法制化には至っていない。
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引用終わり
※引用元のリンク先
世界産業労働者組合(IWW)のニュース
http://www.iww.org/PDF/IndustrialWorker/IWDecember07.pdf
マイクロソフトなども90年代に同様のケースで裁判に負けて、社員を「労働者」として再評価することになったそうだ。
http://www.post-gazette.com/pg/07308/830748-28.stm
アメリカの建設労働者 イリノイ州で違法な契約労働への禁止を勝ち取る
US Building Workers Win Ban on Contract Labour in Illinois State
http://www.icem.org/ja/78-ICEM-InBrief/2395-US-Building-Workers-Win-Ban-on-Contract-Labour-in-Illinois-State?la=EN