★阿修羅♪ > 社会問題5 > 328.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071205-00000058-kyt-l26
学費値上げへ抗議のハンスト 京都精華大生「不況で家計は限界」
12月5日23時19分配信 京都新聞
学費の値上げに反対して、京都精華大(京都市左京区)の男子学生が5日、水と塩以外を口にしないハンガーストライキを始めた。学内に自ら建てた小屋に立てこもって1週間ほど続ける予定で、「不況で学費を払う親の家計は限界だ。大学は、学生を取り巻く実情をもっと理解すべきだ」と訴えている。
5日正午からハンストを始めたのは、精華大人文学部3年で学生自治会長の山田史郎さん(23)。
大学は、「現状の財政では教育の充実は困難だ」として、2008年度の新入生から、デザイン、マンガの両学部で年額151万6000円の授業料を6万3000円値上げして157万9000円に、芸術学部は3万4000円上げることを、9月末の理事会で決めた。
授業料の改定は11年ぶりで、在学生に影響はないが、一部の学生が「大学経営のまずさの後始末を、新入生に押し付けるのは納得がいかない」と反発していた。
山田さんは、外側に「値上げ反対」とペンキで描かれた4畳半ほどの小屋に、こたつとテレビを持ち込み、授業とアルバイト以外の時間は居続ける。「授業料が上がると、親の仕送りが減って、生活に困る学生も多くなる。私立大に助成金を十分に出さない国にも抗議したい」と話す。
京都精華大の島本浣学長は「設備投資も行う中で、値上げはやむを得ない。学生には、今後の大学の姿勢で理解を求めていくしかない」としている。
最終更新:12月5日23時19分