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「ご飯を食べながら、寝たことがある」─過重労働の報告も・反貧困たすけあいネットワーク発足イベント(OhmyNews)
http://www.asyura2.com/07/social5/msg/297.html
投稿者 茶々 日時 2007 年 11 月 24 日 09:37:12: 6YmOfrLmcqc3Q
 

http://www.ohmynews.co.jp/news/20071122/17681
より引用はじめ
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「ご飯を食べながら、寝たことがある」──過重労働の報告も
反貧困たすけあいネットワーク発足イベント渋井 哲也(2007-11-23 00:00)
 反貧困たすけあいネットワーク発足イベント「私たちにパンと誇りを!」(BREAD AND ROSES)が22日、東京都内で開かれた。同ネットワーク発足を祝うとともに、生活困窮者の現状を報告し、貧困撲滅を訴えた。

 呼びかけ人の一人、首都圏青年ユニオンの河添誠さんは、

 「最初は貧困の問題などを労組で相談を受け、問題解決に取り込んできた。しかし、ある日、母子家庭の人から相談を受けた。しかし、労組の会費を払えない。払えないと労組として取り込むことができない。こういう人たちのことをどう考えればよいかを考えていた。困っている人ほどバラバラにされている。生活保護のことを知らないために、サラ金から借金をし、返せなくなる。せめて、相談や案内ができるネットワークができないかと思っていた」

 と、同ネットワーク成立を思い立った背景を話した。同じ呼びかけ人の、NPO法人・自立生活サポートセンターの湯浅誠さんも、

 「相談をしたいとき、NPOやユニオンは敷居が高い。相談にくる人のほとんどがぎりぎりまでがんばってしまって、所持金が50円、100円という人も珍しくない。もうちょっとアクセスしやすいものはできないか。もっと早めに情報を提供できないか、と考えてきた」

 などと、河添さんと同様の思いを述べた。

 また、同ネットワークの「たすけあい制度」についても説明。それによると、「6ヶ月以上の加入を要件に、病気・ケガ等で働けなくなったとき」には生活保障、または、生活が困窮したときには無利子の貸付が受けられる、というもの。

 具体的には、月会費が「300円」の場合、生活保障・貸付金額はともに、「10,000円」、「600円」の場合は、ともに「20,000円」、「900円」の場合は、ともに「30,000円」となっている。それ以上の「1200円」以上の場合は、「助け合い」が目的であるために、据え置きでともに「30,000円」だ。いずれも、1年間に1回まで。

 続いて、応援アピールとして、弁護士の宇都宮健児さんは

 「貧困の問題はあらゆる政治党派を超えて、日本の政治家すべてが取り組まなければならない問題だ。多重債務の問題を取り込んでいたら、貧困の問題に行き着いた。借金問題を解決しても、生活の問題を解決しなければならない」

 と訴えた。また、経済アナリストの森永卓郎さんは、

 「小泉内閣以降、格差は劇的に拡大してきた。『竹中さんが頭が悪い』という声もあるが、私は違うと思う。分かっていた格差を拡大していった。ありとあらゆる格差拡大政策を取ってきた。そして、庶民の税金を上げ、法人税率を下げる方向になってきている」

 などとそれぞれの立場で取り込んでいる課題などを話し、同ネットワーク発足を祝った。イベントには、小池晃氏(日本共産党参議院議員)、後藤田正純氏(自由民主党党衆議院議員)、谷合正明氏(公明党参議院議員)、福島みずほ氏(社会民主党参議院議員)らの各党の国会議員も出席。貧困問題の解決に全力を尽くすことを誓った。

 トークセッション「若者ワーキング・プア井戸端会議」では、貧困の現状などについて話し合った。このなかで、親権者がいない未成年の場合、携帯電話も買えず、住居を探すことが困難になっている現状が報告された。また、残業代が出ず、過労死をしているなど、過酷な過重労働を述べたり、「ご飯を食べながら、寝たことがある」経験も語り合った。

 トークセッションの第2部「アメリカの貧困、日本の貧困」では、『アメリカ弱者報道が教えてくれない革命』(海鳴社)の著者・堤未果さんが、貧困最先端のアメリカについて、

 「イラク戦争後、アメリカは社会保障の極端に削減し、貧困層を増やした。また、安全保障で『テロとの戦い』をスローガンに、個人情報を一元化していった。さらに、自己責任という言葉を使って、政府の仕事を民営化していった」

と解説した。その上で、

 「貧困層の生徒を軍のリクルーターが勧誘する。生活のために入隊する」

 「昔、アメリカの貧困層はマイノリティというイメージだったが、社会保障費削減や民営化によって経済というラインで二極化するために、黒人でなくても下層にいく。アメリカはそこで、夢に見せる。家を持ちたいなどのアメリカンドリームに弱い。リクルーターが『一緒に夢を考えよう』といって勧誘してくる」

などといった現状を報告。「今のアメリカの流れを見ていると、日本の状況に似ている」と、懸念した。ただ、アメリカ国内でその流れに抵抗するグループが同時多発的に広がっていることも指摘した。

【編集部注】 イベントの主催側のご要望により、動画を取り下げました。(2007/11/23/23:46)

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引用終わり

※動画を捕獲しそこないました。ライブ配信をしていたらしいのですが。残念。

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