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http://gendai.net/?m=view&g=syakai&c=020&no=34428より転載
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NOVAの外国人講師5000人が数カ月も続く給与未払いで、悲鳴を上げている。
「いま講師は自宅待機中と報道されているが、とんでもない。家賃滞納でドンドン追い出しをくらっている。ひどいものです」
NOVAの外国人講師らを支援する労働組合「ゼネラルユニオン」の山原克二委員長が彼らの惨状を明かした。家賃を滞納しているのは、もちろんNOVAだ。
「外国人講師はいわゆる借り上げ社宅に住んでいる。ところが、ここ3〜4カ月、NOVAは家主からの再三の家賃支払い要請を無視。そこで、家主は居住する彼らから取り立てを始めた。しかし、給料をもらっていない彼らには払えない。ならば、出て行けというわけです」(前出の山原委員長)
折しも、猿橋が1996年の株式上場で90億円近い利益を得ていたことや役員報酬の95%を独占し、会社が赤字でも1億2000万円もの役員報酬を得ていた呆れた実態などが発覚している。10月末、大阪労働局が事情聴取した際、猿橋は給与の未払いを認めたものの、私財をなげうって支払おうという気がまるでない。
社宅を追われた彼らはどうしているのか。
「友人の家にしばらく転がり込むか、多少カネに余裕がある人は安アパートを探しています。母国に帰る資金などない人も珍しくなく、行くあてがなければ路頭に迷うしかありません」(関係者)
実は、彼らにさらなる災難が降りかかっている。社会保険の問題だ。NOVAは社会保険に加入していなかったのだ。国民健康保険に入るため居住地の役所で手続きをとろうとすると、2年間分の保険料未払い分を請求される。その額は100万円以上のケースも。しかも一括払いだ。実際には病院に通うこともできなくなる。
「NOVAの保全管理人はスポンサー探しに忙しく、未払い給与の問題まで手が回らない。NOVAの資産を押さえている大阪地裁が給与分を払うことを考えてもいいはずです。また大阪市は小中高320校に派遣中のNOVA講師を直接雇用し、給与を彼らに支払うことで救ってもらいたい」(前出の山原委員長)
NOVA不祥事はすでに国際問題。外国人の惨状を放置すれば、日本の信用は丸潰れだ。(敬称略)
http://gikou89.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/post_19e5.html
日本で就労する外国人の社会保険問題、これに対する厚生労働省の考え方もひどいものであった。以前外国人労働者が、私の所にきて、日本に10年以上住んで働いているが、保険にさえはいれないと相談しにきた。
そんなおかしなことがないだろうと、社会保険庁や役所に問い合わせするよう尋ねたが、役所は、雇用されているのであるから、社会保険にいれてもらいなさいと外国人労働者を帰し、社会保険庁は、言葉の問題があったゆえか相談さえうけつけなかったようだ。
また、外国人労働者にしても日本で就労することに労働法さえ知らない労働者が多いということです。保険などにはいっている外国人は、ほとんど国民健康保険のみで年金ははいっていない。
ただ、三重県四日市などで就労していた外国人労働者は、問題になっていたせいかほとんど国民健康保険には、入っていた。
健康保険にはいるにしても、自治体の姿勢が、場所によりバラバラであったようだ。今は、就労していても企業側が拒む為、国民健康保険に加入しやすくなったようだが。
今後、このような問題がおきないよう厚生労働行政の職員が、公僕としてその意識を高め業務してくれることが大切です。