★阿修羅♪ > 社会問題5 > 255.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://gikou89.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/post_6ccd.html
労災で03年に死亡した男性(当時22歳)の両親が9日、「安全対策を怠った」として、雇用元の業務請負会社と派遣先の容器製造会社に計1億4200万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。
両親側は「業務請負を装いながら実態は違法な派遣」と主張。
「同じ立場の人が労災事故にあわないよう、会社の責任を追及したい」としている。
提訴したのは、山梨県南アルプス市の飯窪慎三さん(56)と可代美さん(53)。
訴えなどによると、長男修平さんは03年7月29日、工場構内請負事業者の「テクノアシスト相模」(神奈川県相模原市)に雇用され、同市内の「大和製罐」(東京都中央区)の工場で、大和側の指示を受けて缶に不具合がないか検査していた。
8月2日、1人で作業中に高さ90センチの脚立から転落し、11月8日に死亡した。
相模原労働基準監督署は業務災害と認定し、遺族への補償金などの支給を決定した。
当時の労働者派遣法では、製造業の現場への人材派遣は認められておらず、テ社側は大和側と業務を一括して請け負う契約を結んだ。
しかし、検査作業について長男が大和側から直接指示を受けた場合には派遣(偽装請負)に当たることから、両親側は「違法行為の結果、両社の安全配慮義務違反がより重大になった」と主張している。
http://www.morimoto-sr.ac/deloffice/2005/11/10.html#4より転載