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中学生の1割が「うつ」になる国(反戦な家づくり)
2007/10/09(火) 11:29:08
中1の1割が『うつ』 『自殺と関係』、対策急務
2007年10月9日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007100902054970.html
体が風邪をひくように、こころも「うつ」になることはある。
それ自体は別に珍しい話ではない。
が、しかし、この結果はそんなレベルの話ではない。
従来、大人を対象にして、
一生のうちに1度は「うつ」にかかる確率が10%〜20%と言われてきた。
それと比較すると、1度の診断で10%超という数字は、ものすごく多いのである。
一度の診察で判明しただけで1割であるから、
数年の間に一度でも患う数は、はるかに多いに違いない。
小学校4年でも1.6%、中1で10.7%である。ということは、
もっと上の学年では、もっともっと「うつ」の生徒は多いということだろう。
単純に考えれば、小学校から高校までの12年間で、
ほとんどの生徒が1度は「うつ」になっていても不思議ではない、ということだ。
世の中にはいろんな問題がある。
あまりにも非道い話があふれている。
戦争を「正義」と言い張る人間が、この国や世界を引っ張っている。
「力があって恥がない」ことが、世の中で成功する最高の秘訣であることを、
毎日毎日見せつけられている。
それでも、それに抵抗しようとする、そんなことは許せないと思う人の心があれば、
そういうバネが心に生きていれば、希望はある。
しかし、そのバネがぽっきりと折れてしまうと、まったく希望がない。
人を踏みつけて生きていこうとする人間以外は。
だから、こどもが「うつ」になるのは、当然なのかもしれない。
そう思うと、こんなことがまかり通る世の中を、
ほとんど抗うこともなく許してきてしまった、私自身の責任をも痛感する。
まさに、慚愧に堪えない。
それにしても、10代の心のバネが折れてしまったら、
これから先はどうなるのだろう。
この疫学調査の結果は、とてつもなく重大な問題を提示している。
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-441.html