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アルバイトで得た職業経験を評価する基準を作成〜厚生労働省〜(2007年10月5日のニュース)
http://www.chosakai.co.jp/news/n07-10-05-2.html
〜厚生労働省〜
厚生労働省は、改正雇用対策法の施行に合わせ、アルバイトなどの職業経験により培われた職業能力を評価できるようにするための「経験能力評価基準」を作成した。
今年の通常国会で成立した改正雇用対策法では、事業主に対して、青少年の有する能力を正当に評価するための募集・採用方法の改善などを図るために必要な措置を講じることによって、雇用機会の確保などに努めるよう規定している(法第7条)。そして、事業主がこれに適切に対処するための指針が定められ、その中で、「事業主は、青少年の募集及び採用に当たり、就業等を通じて培われた能力や経験について、過去の就業形態や離職状況等にとらわれることなく、人物本位による正当な評価を行う」ことが求められている。
この改正規定は、今年10月1日施行となっていることから、同省では、これをより実効のあるものとするための1つのツールとして、アルバイトなどの職業経験により培われた職業能力を適切に位置付け、若年者・事業主の双方がそれを正当に評価できる「経験能力評価基準」を作成した。
同評価基準では、アルバイトなどで培われた職業能力を客観的に把握・評価できるよう具体的な「職務行動」9区分(働く意欲と取組、責任感、ビジネスマナー、コミュニケーション、チームワーク、チャレンジ意欲、考える力、自己調整力、専門性)を抽出し、段階的に配列している。そして、これらの職務行動を各利用者のニーズに応じて使える3種類のシートにしている。また、各職務行動の程度を診断・判定しやすくするための「判定目安表」が併せて作成されている。
同省では、この評価基準をホームページ上に公開し、また、事業主団体などに活用を呼びかけ、広く周知・普及させることとしている。