★阿修羅♪ > 社会問題4 > 679.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□学校が荒れるのは「指導力不足」のせいなのか [アメーバニュース]
http://news.ameba.jp/2007/08/6519.php
学校が荒れるのは「指導力不足」のせいなのか
8月17日 12時32分
引用(2) コメント(45) コメントする
もはや見ない日はないのではないかと思わせるほど多発する教師の不祥事。今月8日にも静岡県浜松市でバスケットボール部の顧問をしていた男性教諭が部活動中の男子生徒をパイプ椅子で殴るという事件が起きた。
テレビや新聞、雑誌、ネットでは「教師の質が低下した」「いや、親のしつけがなっていないから悪いんだ」と喧々諤々の議論がなされているが、これらの事件について教師側はどのように考えているのか。
現役教師に聞いてみた。「手を出すのはもちろん許されることではないですが、気持ちは分からないこともないですね。私立だったら問題のある生徒は放校にすれば済みますけど、公立の場合は子供たちが悪質な問題を起こしてもそれに実行力のある罰を与えることは実質不可能ですからね。
子供たちも今は教師が手を上げたらマスコミや教育委員会に駆け込めばいいと分かっていますから確信犯的に問題行動をする子までいます。マスコミは校内が荒れるのを『学校の指導力不足だ』と言いますけど、じゃあ逆に指導する手段を持たずどう指導すればいいのかを聞きたいですよ」(30代公立中学校教諭)。
また20代の公立高校教諭はこう語る。「子供たちは口では『先生』なんて呼びますけど内心は尊敬の欠片さえないです。もちろん私が尊敬に値しないからというのもあるのでしょうが、教師だからって皆が皆尊敬に足る人格な訳ないでしょう。こちらは少なくとも彼らの役に立つような内容にしようと毎日必死に授業内容を考えているのに、子供側が覚える気がないのでは無意味ですよ。大体、『教師は生徒に授業というサービスを与えるサービス業だろう』と父兄や子供は言いますが、授業は業務の一環であって他にも学校運営の業務やその他諸々を抱えているんですから少なくとも家庭側で授業時間くらい机に黙って座っている程度のしつけはして欲しいですね。ストレスでおかしくなりそうです」。
かつては教師は聖職者と呼ばれていたが、もはや聖職者のベールを引き剥がされてしまった以上、家庭と学校で最低限のルールを設けるべきなのかもしれない。