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□学位取得妨害/琉大教授、停職3カ月 [沖縄タイムス]
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200708151300_04.html
2007年8月15日(水) 朝刊 29面
学位取得妨害/琉大教授、停職3カ月
琉球大学(岩政輝男学長)は十四日、教授二人の懲戒処分を発表した。学位取得を妨害する発言などの学生へのアカデミック・ハラスメントがあったとして、工学部の永井實教授(63)を停職三カ月、暴力行為で同僚にけがを負わせたとして、大学院医学研究科の五十代の男性教授を停職十四日とした。永井教授は「教授と教え子の関係の範囲内であり、アカハラではない」と反論している。
同大によると、永井教授は自分の卒業研究を履修しなかった学生二人を裏切り者呼ばわりし、強いストレスを与えた。二人が大学院進学後も二年間にわたって学位を取得させないとの発言を繰り返し、自販機設置の要望書に署名を強要した。
二〇〇六年十月には二人を含む学生四人に自分の講義を受講するよう強要し、一人に対しては「お前が(ほかの学生に自分の講義を)取るなと言っているだろう」と言い、首を絞めたという。
永井教授は「学生らが学ぶ流体力学の専門家は琉大に自分しかいないため、自分が指導しなければ学問の正当性が問われる」と主張。「どうして自分の研究室に来ないのかと責めたのは事実だが、恐怖を与えるような言い方ではなかった。大学当局が学生を都合よく誘導尋問し、自分の罪をつくり上げようとしている」と訴えた。近く、裁判所に執行差し止めの仮処分申請をする予定だ。
一方、医学研究科の教授は〇五年九月、同僚の三十代の助教授(当時)と言い争いになり、助教授の頚部を左掌底で殴って頚椎ねんざなどのけがを負わせた。同教授は今年二月にも、事務職員への暴力行為で停職一カ月の懲戒処分を受けた。