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ハーグ事件はPFLP主導 武器提供者供述を証拠採用【中日新聞】
2007年7月10日 21時49分
オランダ・ハーグのフランス大使館占拠事件で殺人未遂罪などに問われ、1審で懲役20年の判決を受けた元日本赤軍最高幹部重信房子被告(61)の控訴審公判が10日、東京高裁(安広文夫裁判長)であり、「事件はパレスチナ解放人民戦線(PFLP)が主導する作戦だった」などとする武器提供者の陳述書が証拠採用された。
陳述書は、1970−80年代に欧州で相次いだテロを指揮した国際テロリストのカルロス(本名イリイッチ・ラミレス・サンチェス)受刑者=パリで服役中=の供述を弁護側がまとめた。
カルロス受刑者は94年にスーダンで逮捕され、終身禁固刑が確定し収監されており、重信被告の弁護人が昨年9月に面会するなどして供述を得たという。
カルロス受刑者は、ハーグ事件の指揮系統や武器提供の経緯などを説明した上で「重信被告の関与は物理的に不可能だった」としている。
一方、検察側も2001年3月にカルロス受刑者と面会し参考人調書を作成、この調書も10日の公判で証拠採用された。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007071001000713.html