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願いかなって8割来校 愛知・東浦の小学校で夜の授業参観【東京新聞】
2007年7月8日 11時42分
愛知県東浦町石浜西小学校で7日、全国的にも珍しい夜の授業参観があり、親子でささ飾りを作るなどして七夕の夜を楽しんだ。
同校の全校児童は283人で大半が県営住宅に住んでいる。外国籍児童が90人、ひとり親世帯の子供が76人と多く、「仕事が忙しい」などの理由で平日の日中に行う授業参観の参加率は低く、ことし4、5月はそれぞれ42%、46%と半数に満たなかった。
このため、学校側とPTAは、子供の教育に関心を持ち、学校に足を向ける保護者を少しでも増やしていこうと、昨年、きっかけづくりを検討。夜の授業参観実施を決めた。
「サタデーナイトスクール」と銘打ったこの日、児童は午後4時50分に登校。普通授業を1時限(40分)やった後、パンとジュースの簡単な給食を食べ、保護者の来校を待った。
2時限目、3時限目は参観授業に充てられ、2時限目は各学年が学習発表、3時限目は「親子ふれあい活動」として、ささ飾りや線香花火を作ったり、フォークダンスを楽しんだりした。
初めて授業参観に来たというチリ籍のホンダ・パブロさん(35)、ハラ・デイジーさん(27)夫妻は、娘の1年生、ホンダ・ハルミさんと、ささ飾り作りに精を出した。「土曜日も隔週で仕事があるので昼間はなかなか来られない。このような機会があれば、また参加したい」と笑顔を見せた。
小山儀秋校長は「児童の約80%の親が来てくれ大成功。学校活動を理解してもらうため、また、知恵を練りたい」と話していた。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007070890113437.html