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(回答先: 県税事務所を捜索 愛知県警、公金詐取事件で【中日新聞】 投稿者 そのまんま西 日時 2007 年 7 月 06 日 23:52:31)
愛知県主査が公金詐取 県警逮捕、架空取引で計600万円か【中日新聞】
2007年7月6日 朝刊
愛知県警捜査二課と北署は五日、架空の備品購入の書類で公金を詐取した詐欺の疑いで、同県甚目寺町新居屋、名古屋北部県税事務所主査服部義之容疑者(47)を逮捕した。県警は、詐取は二十数回、計約六百万円に上るとみて調べている。
調べでは、服部容疑者は名古屋西部県税事務所(名古屋市中川区)総務課に勤務していた昨年八月下旬ごろ、県内の事務用品販売業者からファイル三百冊を購入する架空書類を作り、県から業者へ支払われた四十八万円を詐取した疑い。服部容疑者は住宅ローンや消費者金融に約三千万円の借金があり「返済のためにやった」と容疑を認めている。
架空書類で請求された代金は、県から業者の口座に振り込まれた後、業者から全額が服部容疑者の銀行口座に振り込まれていた。県警は、業者の関与についても調べる方針。
服部容疑者は、同事務所に配属された二〇〇四年四月ごろ、業者に「事務所の裏金担当になった」とうその話で協力を持ちかけ、業者から白紙の納品書を受け取り、架空の取引書類で公金を詐取していたらしい。同事務所には今年三月まで勤務。この間、架空書類による代金請求を続けていたらしい。
昨年末、県警への情報で発覚し、県警の捜査の後、県は今月に入ってから被害届を出した。
◆服部容疑者、県税事務所勤務30年のベテラン
名古屋北部県税事務所の職員が公金を詐取していたとして逮捕されたのを受け、愛知県の今井秀明総務部長らが五日、県庁で緊急会見し「県民の信頼を裏切ることになり、深くおわびする」と謝罪した。同県では二月にも職員が公金約三百万円をだましとった詐欺罪で有罪判決を受けており、チェック態勢と公金を扱う意識の低さが厳しく問われる。
同県によると、逮捕された服部容疑者は高校卒業後、県に採用されてから三十年間、県税事務所に勤務してきたベテラン。公金を詐取していた名古屋西部県税事務所では、総務で物品納入と会計を担当。当時の上司は「信頼していた」として、納品のチェックなどもすべて服部容疑者に任せていたという。
今井部長は「物品購入で不審なものがないか、部内で再チェックする。出納事務は必ず複数で行うなど検査態勢を見直したい」と話した。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007070602029941.html