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談合仲介役に懲役4年求刑 「報酬、ぬれ手で粟」【東京新聞】
2007年7月5日 20時17分
和歌山県発注工事をめぐる談合汚職で、1000万円の贈賄と、談合、所得税法違反の罪に問われた談合仲介役の元ゴルフ場経営井山義一被告(56)の公判が5日、大阪地裁(西田真基裁判長)であり、検察側は懲役4年、罰金1500万円を求刑した。
論告で検察側は、前知事木村良樹被告(55)=公判中=との関係を「常軌を逸した親密さ」と指摘。「県への影響力を背景にゼネコンから受注協力依頼を取り付けた。ぬれ手で粟のごとく多額の報酬を得て、悪質だ」と述べた。
起訴状によると、井山被告は2004年6月、県発注工事で受注業者決定に関与できるよう有利な取り計らいを受けた謝礼などの趣旨で、元出納長(61)=談合罪で有罪確定=を通じて、木村被告に1000万円のわいろを提供。木村被告らと共謀し、同年11月に入札があったトンネル工事2件で談合した。
また、ゼネコンから受け取った謝礼金計約1億1000万円を申告せず、所得税約4000万円を脱税した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007070501000655.html