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前知事に懲役4年求刑 和歌山談合汚職公判【中日新聞】
2007年7月2日 11時03分
和歌山県発注工事をめぐる談合汚職で、収賄と談合の罪に問われた前知事木村良樹被告(55)の公判が2日、大阪地裁(西田真基裁判長)であり、検察側は懲役4年、追徴金1000万円を求刑した。
論告で検察側は、官製談合は木村被告の指示を契機に遂行されたと指摘。「政治的利益のため自らは直接手を下しておらず、悪質だ」と述べた。
昨年の一連の官製談合汚職事件で逮捕、起訴された福島、和歌山、宮崎の前知事のうち求刑は初めて。判決は9月10日。
これまでの公判で、木村被告側は、起訴事実を認めた上で、談合への関与は間接的で、わいろも選挙資金と受け止めていたと主張している。
起訴状によると、木村被告は2004年6月上旬ごろ、元ゴルフ場経営井山義一被告(56)=贈賄罪などで公判中=から、受注調整に関与できるよう便宜を図ったことの謝礼として現金1000万円を受領。同年11月10日に入札があった県発注のトンネル工事2件と下水道工事1件で、それぞれハザマ、東急建設、熊谷組を中心とする共同企業体(JV)が受注できるよう談合した。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007070201000260.html