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知能検査結果も流出 愛知・一宮の生徒情報問題【中日新聞】
2007年7月2日 朝刊
愛知県一宮市の県立高校の男性教諭(43)の自宅のパソコンから、延べ約一万四千六百人分の生徒の個人情報が流出した問題で、情報の中には同校が実施している知能検査の結果とみられるデータが含まれていることが一日、分かった。
同県教委は、流出したデータの内容を確認する作業の中で、「(生徒が特定できる)知能検査の結果とみられる『IQ』と書かれたデータを確認した」と、事実関係を認めている。
この男性教諭は進路指導を担当しているが、学校の調査に対し、生徒の知能検査の結果を自分のパソコンに保管していたことをほのめかしているという。
同校の校長によると、知能検査は毎年、一年生を対象に実施。「入学後に、生徒個人に合わせた指導を行うため」学校独自で業者に依頼して実施しているという。
同県教委は情報流出を認めた六月三十日の会見で、流出したデータとして、十五年間分の生徒の氏名、電話番号、教科の成績、性格、職業適性を判断する「クレペリン」検査結果などを挙げていたが、知能検査については言及していなかった。
県教委高校教育課の高須勝行課長は「(知能検査は)成績やクレペリンの中に含まれると考えていた」と述べ、故意に隠していたわけではないと釈明。流出したとみられる知能検査の件数や実施時期については「確認できていない」としている。
インターネット上の掲示板サイト「2ちゃんねる」には「(同校の)IQが漏れている」などの書き込みが複数あり、県教委も調べていた。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007070202028814.html