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全国で広がる怒り「住民税増税」
(ゲンダイネット - 07月01日 10:00)
分かっちゃいたが、25日に給与明細を見て、サラリーマンは改めてビックリだろう。6月から実施された住民税アップで日本中が怒りに満ちあふれている。
全国の市区町村の納税課は、増税への抗議や説明を求める電話が朝から鳴りっぱなし。窓口は1時間待ちはザラの長蛇の列だ。新潟県五泉市では年金生活者(63)が税務課に押しかけ、「オレに死ねということか」と刃物を振り回す事件を起こした。ここまで行かなくとも、千葉市は6月8日に納税通知書を送付してから25日までに約1万1300件の批判や問い合わせが殺到。金沢市も1758件に達した。また、362万人の市民を抱える横浜市役所は、この1週間で4400件の問い合わせに対応。職員30人がフル回転している。
「税額アップの広報のため、40万通のチラシを作成した。税金のために税金を使うとなるとまたご批判を受けるため、予算を抑えるのに苦慮しました」(横浜市・納税課)
「例年のこの時期と問い合わせ数は同じだが、今年は昨年退職された方から『何でこんなに高い』といった声がありました」(江戸川区・報道係)
住民税は前年の収入に課税されるため、退職者にとって今回の大増税はタマらない。年収1000万円で退職した人(扶養者・妻)なら、無収入でも昨年の倍の年71万円の支払いなのだ。「持ってけ、ドロボー!」の心境である。
国税局の広報担当者は「所得税と合わせれば、税額が昨年と変わりませんよ。税金が高いといった抗議は今のところ来ていません」と答えるが、8年続いた定率減税(所得税20%、住民税15%の控除)が廃止された。税額が変わらないなどとよく言えたものだ。
「野党は年金問題と一緒に2大柱にして自民攻撃を展開しているし、この怒りが参院選で爆発します。住民税の税源移譲と定率減税の廃止は小泉前政権が決めたことで、安倍首相は打つ手がないのです」(ジャーナリスト)
参院選投票日の29日は2度目の給料袋をもらった4日後。結果が見モノだ。
【2007年6月28日掲載】
コメント;昨年は一万円台だった82歳の無職の祖母の住民税 今年は五万円台に大幅アップ、気前がいいなあ、長生きするほどなして金がかかるわけ?