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覚せい剤使い危険運転致死 男に懲役22年判決【東京新聞】
2007年6月22日 夕刊
覚せい剤を使用して車を運転し三人を死傷させたとして、危険運転致死傷と覚せい剤取締法違反などの罪に問われた無職佐藤幸次被告(36)の判決公判で札幌地裁の井上豊裁判長は二十二日、懲役二十二年(求刑懲役二十五年)を言い渡した。
札幌地検によると、覚せい剤の影響による重大事故に危険運転致死罪を適用した有罪判決は、全国で初めてという。
判決理由で井上裁判長は「反社会的で悪質極まりない犯行。常軌を逸した運転で何の落ち度もない二人の命を奪った結果は重大」と述べた。弁護側は覚せい剤の使用は事故の九日前で、脇見運転が原因と主張したが、井上裁判長は「事故当時、覚せい剤の影響で正常な運転が困難な状態だった」と認定した。
判決によると、佐藤被告は昨年八月三日、北海道留萌市の国道で覚せい剤を使用した状態のまま四輪駆動車を運転、時速九十−百キロで対向車線にはみ出し、軽自動車に衝突。二十八歳と二十五歳の姉妹が首の骨を折るなどして死亡、後部座席の一人が重傷を負った。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007062202026279.html