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『問題(problem)』→『反応(reaction)』→『解決(solution)』の典型的手段。
政府・与党にとって、こんどの年金問題など誰もが知っていて、彼らにとっては「今更」な事柄でしかないであろう事を思えば、本当にやりたかったのはこれではなかったのか、と邪推したくもなる。
(以下引用)
年金記録:社会保障番号導入に首相意欲 ITカード活用へ
安倍晋三首相は14日の参院厚生労働委員会で、年金保険料の納付記録を確認できるようにする方法について、「社会保障番号のようなものを作れば処理も容易になる。個人情報保護の問題がありコンセンサスを得る必要はあるが、早急に検討しなければならない」と述べ、医療、介護、年金の各制度にまたがって国民1人に一つの番号を割り振る社会保障番号導入に強い意欲を表明した。これに関連し、柳沢伯夫厚労相は12年4月導入を想定している「健康ITカード(仮称)」にパソコンで本人の年金記録を確認できる機能を盛り込むことを検討する考えを明らかにした。
現在は医療や年金、介護、雇用保険でそれぞれ異なる番号が加入者に付けられているが、社会保障番号は国民に各制度共通の一つの番号を付ける。「社会保障番号に関する関係省庁連絡会議」は昨年9月、社会保障番号の導入が適当との最終報告をまとめ、初期費用が最低750億円との試算を示している。
健康ITカードは、ICチップに患者の診療情報を入れ、医療サービスの効率化を図るもので、政府は制度共通の番号導入により、同カードで年金情報を引き出せるようにする考えだ。
政府は「転職を何度も繰り返した人でも年金保険料などの納付状況が分かる」と利点を説明するが、病歴を含め政府が国民の個人情報を一元管理することには根強い反対論もある。【吉田啓志】
毎日新聞 2007年6月14日 20時12分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070615k0000m010069000c.html
年金管理にITカード、早期導入目指す…官房長官
塩崎官房長官は14日午前の記者会見で、年金記録の管理について、「国民の信頼を回復するためには、確実、正確、効率的な事務処理をきちっとやることだ。コンピューターシステムの刷新や新たな管理システムの構築を図ることを幅広く検討している」と述べ、記録を簡単に照会できる個人用のIT(情報技術)カードシステムなどの早期導入を目指す考えを示した。
政府は「健康ITカード」(仮称)の導入について年内をめどに結論を得ることを、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2007」(骨太の方針)に盛り込むことにしている。
(2007年6月14日13時55分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070614i405.htm
(引用おわり)
年金制度を抜本的に改革することが本質であって、こんなことは二の次のはずなのだが、さて、何本の鎖で我々を繋げば、奴らは満足するのかな?