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「IWC総会、調査捕鯨船への過激抗議活動規制決議を採択
米アンカレジで開かれている国際捕鯨委員会(IWC)の年次総会は30日(日本時間31日)、3日目の会合で、調査捕鯨船に対する過激な抗議活動を加盟各国の国内法などで規制するよう求める決議を全会一致で採択した。
環境保護団体の過激な抗議活動で被害を受けた日本と、ニュージーランドが共同で提案した。抗議活動の規制を求める決議の採択は初めてだ。
米環境保護団体シー・シェパードの船が今年2月、ニュージーランド沖の南極海で、日本の調査捕鯨船に刺激性の液体や発煙筒を投げ込んで妨害し、乗組員2人を負傷させた。調査捕鯨に対する抗議活動は、調査捕鯨船を航行不能にするなど過激化しており、IWCはこうした活動に「抗議する」とした前年の決議をさらに強め、「規制要請」へと踏み込んだ。
決議は、自国の領海で暴力的な抗議活動をした環境保護団体の船などが寄港した場合、加盟国が国内法に基づいて船舶検査や処罰を実施することを想定している。抗議船が船籍(船の国籍)を置く加盟国についても、公海上で国際法に違反した場合に処罰するよう期待している。
一方、日本が南極海で実施している調査捕鯨の中止を求める決議も、例年通り賛成多数で採択された。日本は反捕鯨国との対話を進める姿勢を示す狙いで、今年は反対票を投じず、投票に不参加とした。
(2007年6月1日0時41分 読売新聞)」
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070531i413.htm