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この題名と記事を軽く流すと、一瞬高校生の４割が教員から痴漢行為を受けている？！と思い込んでしまいそうだが（筆者はそう思いかけた。）
よく読むと、「痴漢」と「下ネタ発言」、「教員加害」と「生徒間問題」の区別が部分により、なされていない事に気が付く。
さらに、１１万人余りに配布して、被害を訴えたのが202人とあるが、真偽の確認はできているのか。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜（引用ここから）
高校生へのセクハラ被害、４割超が「教諭から」と回答／神奈川県教育委員会アンケート
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiapr562/
2007/04/27
県教育委員会が県立の高校と特別支援学校高等部の全生徒を対象に二〇〇六年度に初めて行ったセクハラアンケートで、セクハラを訴えた生徒の四割超が「教諭から被害を受けた」と答えていたことが分かった。教職員のわいせつ行為による懲戒免職が同年度に過去最多の七件に上っていることなどを背景に専門家は「氷山の一角」とみており、事態を重く受け止めた県教委は専門相談窓口を設ける方針だ。
約十一万四千人に昨年十月から十二月にかけて実施。各校で用紙を配布し、申告しやすいように学外で記入して県教委に郵送する方式で行った。回答者三百六十二人の中でセクハラを見聞きしたり、被害に遭ったりしたと答えたのは高校百九十人、特別支援学校四人、不明八人の計二百二人（男六十五人、女百三十三人、不明四人）だった。
個別の回答（複数回答）をみると、「誰から被害を受けたか」（百三十八人回答）で最も多いのが生徒の六十四人。教諭は六十二人と四割超を占めた。
被害を受けたと答えた百四十八人のうち、「性的な関係を求められた」は十六人、セクハラに相当する「必要もないのに体を触られた」は五十一人だった。
影響では「精神的に落ち込んだ」が九十九人で最多。学習や部活動への意欲低下（四十九人）、不登校など（四十四人）が続いた。対応では友人や家族に相談した生徒が最も多い六十一人だったが、「我慢した」が五十八人に上った。調査時点でも被害を受け続けていると答えたのは六十二人に上り、被害が解消されたとした四十一人を上回った。
二十六日にセクハラで戒告処分となった小学校教諭も「勉強への意欲付けだった」などと答え、不快感を示した女児との意識の隔たりが大きかった。
スクールセクハラに詳しい神奈川大学の入江直子教授は「児童生徒が嫌だと思っているのに気付かない先生がおり、研修などでの意識啓発が大切。生徒が安心して相談できるように、性暴力被害や心理カウンセリングに詳しい専門家による相談態勢が必要だ」と話している。
〜〜〜〜〜〜〜〜（引用ここまで）
中には深刻な事例もある、というのは解るが、セクハラというのは只でさえ「イケメンの無罪は親父の有罪」と言われる位微妙な問題だ。
ましてや教員なら、携帯電話を授業中取り上げようと手首を触っても「セクハラ」扱されることもある。
この結果が教員統制に利用出来ない訳は無い。
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