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http://www.asahi.com/national/update/0405/TKY200704050385.html
定額制のはずなのに100万円を超える携帯通信料を請求された――。携帯電話でのネット接続やメール送受信にかかる「パケット通信料」をめぐり、利用者からの苦情が増えている。パケット料は、携帯とパソコンをつないでネットを利用する場合と、海外で携帯を使う場合は定額制の対象外となるケースが大半のためといい、国民生活センターは注意を呼びかけている。
同センターによると、パケット料は接続時間に関係なく、情報のデータ量で料金が決まる。画像や音楽をダウンロードする際などは高額になる。
パケット料について全国の消費生活センターに寄せられた06年度(2月末まで)の相談は754件。02年度の139件から年々増えている。相談者が請求された額も年々高くなり、04年度の平均約8万4000円から、06年度は約15万5000円になった(通話料など含む)。
なかでも最近目立つのは、パケット料を定額制で契約していた利用者からの相談という。
ある20代の女子学生は、就職活動のため携帯をパソコンに頻繁につなぎ、ネットで情報収集していた。パケット定額制にしていたので使い放題だと思っていたら、携帯電話会社から「料金が120万円になっている」と連絡があったという。日本で契約した携帯を海外で使い、ネットに接続していたら、帰国後に13万円を請求された30代の男性もいる。
国民生活センター相談調査部は「パケット定額制の対象から外れる携帯の使用法について、携帯電話会社はもっとわかりやすく利用者に説明するべきだ」としている。