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横田料金所付近で大規模に崩落した能登有料道路=25日、石川県七尾市で共同通信社ヘリから
能登半島地震では、石川県営の能登有料道路で大規模な崩落が発生したが、崩れた11カ所はすべて、橋やトンネルに比べてコストが安く、工期も短い「盛り土」工法で建設されていたことが27日、分かった。
「盛り土」は傾斜地などに土砂を盛って平にする道路建設の工法で、崩落したのは柳田インターチェンジ(羽咋市)−穴水インターチェンジ(穴水町)間の谷や斜面に10−30メートルの土を盛った部分。県道路建設課は「土木工学的に一番適切に判断した」と想定外の揺れが崩落の原因との見方を示している。
同課によると、一般的に道路1メートルの建設は、橋やトンネルだと300万−400万円かかるが、盛り土は20万円で済み、工期も短縮できるという。
金沢大の北浦勝教授(地震防災工学)は「能登有料道路は盛り土が高いのが特徴。土に染み込んだ水の抜け道が十分でなく、地層が軟らかくなった部分が地震の振動で、崩れた可能性がある」と指摘している。
(共同)
(2007年03月27日 19時53分)
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2007032701000620.html