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* 社会
* 2007/03/18
耐震強度偽装問題で、藤沢市の分譲マンション「グランドステージ(GS)藤沢」(十階建て)の再建事業計画に期限内に応募した業者がなく、建て替えが暗礁に乗り上げていることが十八日、分かった。
関係者によると、十七日に開かれた住民説明会で、住民の希望通り部屋の広さをさほど変えない現在の計画では、建て替え後は価格が高くなりすぎて事業性がない、などの報告が藤沢市などからあったという。
GS藤沢では、再建を進めているほかの物件と同様、住民の追加負担額が二千万円程度となるよう計画を進めてきた。しかし、全三十戸のうち未分譲の十三戸が販売会社ヒューザー(東京)の所有となっていることも再建の障壁となっている。
ある男性所有者は「部屋を狭くするのでは被害回復とは言えず、再建はほぼ難しくなった」と声を落とす。別の男性は「皆かなりのショックを受けた。しかしあきらめるわけにはいかない。新たに業者を探すのか、あるいは条件を下げることも皆で検討し、一からやり直したい」と話す。
GS藤沢は強度が基準の15%で、震度5弱の地震で倒壊の危険がある四~十階部分は既に解体されている。
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiimar334/