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(回答先: [子供モデル]スカウトされ5万円負担 仕事は1割|毎日新聞 投稿者 white 日時 2006 年 12 月 31 日 19:56:20)
□[子供モデル]実態報道に反響多く 「心苦しい」元従業員|毎日新聞
http://news.livedoor.com/article/detail/2971467/
[子供モデル]実態報道に反響多く 「心苦しい」元従業員
街頭でモデルになるよう勧誘し、登録時に5万円の負担金を支払わせる子どもモデルあっせん会社(本社・東京都豊島区)について、毎日新聞が報道したところ、多くの反響が寄せられている。同社は「スカウト」と称して勧誘し、大量の子どもをモデルとして登録させているが、実態は登録時の「5万円」が収入のほとんど。営業能力を超える子どもを抱えながら、大半をモデルとしてプロモート(宣伝)していない。同社の元従業員からは「期待を膨らませた子どもや親の気持ちを考えると、心が苦しい」などの声が寄せられた。【子どもモデル取材班】
■スカウト100人
毎日新聞は街頭でスカウト活動する従業員の「登録件数順位一覧」を入手した。一覧表によると、昨年9〜11月に全国で102人の勧誘員が活動し、3カ月間の合計登録件数は約3790件。1人5万円支払うと、約1億8900万円の収入があったことになる。
同社には「開発部」という部署があり、女性らがショッピングセンターや遊園地などで勧誘活動している。「お人形さんみたい」「とてもチャーミング」とほめちぎり、名前や連絡先を聞く。勧誘員はノルマがあり給与は歩合制だ。
■手当たり次第に
新聞の折り込みチラシを見て応募し、昨年まで同社支社に勤務していた女性は「スカウトする子どもは手当たり次第。当時は、親子連れを見ると『お金』と思っていた」と振り返る。
同社社長は毎日新聞の取材に対し「登録しても必ずモデルの仕事があるなんて言っていない」と強調した。しかし、この女性は「地方都市で子どもモデルの仕事なんて、宝くじに当たるみたいなもの」と話す。「でも、こちらが『仕事があるよう努力します』と言えば、親も子どもも望みを持つ。詐欺の片棒を担いでいるみたいで、従業員は次々に辞めた」
■オーディション
同社の元従業員は「登録人数が少ないと、上司から『会社をつぶす気なのか』と言われた」と話す。この支社で営業担当だった従業員は「仕事は4カ月に1本だけ」という。
「登録したのに何の連絡もない」という親からのクレームもあった。登録モデルに対しオーディションの連絡もしないのは、通常のモデル事務所ではあり得ないからだ。そこで「社内オーディション」が始まった。子どもの適性を見るという名目で、歩かせたりセリフを読ませる。「レッスンもしていないし、適性も何もない。みんな普通の子ども。親からの批判をかわすためにやっていると思っていた」と元従業員らは口をそろえた。
◇子どもモデルの勧誘に関する情報やご意見をお寄せ下さい。〒530―8251(住所不要)毎日新聞社会部「子どもモデル取材班」。ファクスは06・6346・8187。Eメールはo.shakaibu@mbx.mainichi.co.jp
2007年01月09日16時01分