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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008011001000232.html
大阪府知事選に5人届け出 与野党激突、国政に影響
2008年1月10日 11時33分
任期満了に伴う大阪府知事選は10日告示され、弁護士梅田章二氏(57)=共産推薦=と、弁護士でタレントの橋下徹氏(38)、元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)=民主、社民、国民新推薦、保護司杉浦清一氏(59)、元教諭高橋正明氏(65)のいずれも無所属新人5人が届け出た。27日投票、即日開票される。
ことし初の大型選挙。橋下氏は自民党府連推薦で公明党府本部が支持しており、実質的に与野党激突の構図となる。11日に予定される政府の新テロ対策特別措置法案再議決に対する国民の反応を探る上でも重要な選挙で、結果は国政にも影響しそうだ。
橋下氏は当初、自民、公明両党に推薦を要請。しかし与党幹部が駆けつけて敗れた大阪市長選の反省を踏まえ、両党は党本部の推薦や支持は見送り、橋下氏の高い知名度を生かす方が有利と判断した。
熊谷氏は、国政の対決構図をそのまま府知事選に持ち込み、福田政権批判票を掘り起こしたい考え。梅田氏も格差社会の深刻化などを取り上げ支持拡大を狙う戦略だ。
(共同)
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